おもちゃ業界ニュース

   

戻る
 
3月31日〜4月3日
 「東京国際アニメフェア2005」が東京・有明の東京ビッグサイトで開催。4回目の開催となる今回は197社の企業や団体が出展し、見本市や各種シンポジウム、ステージイベントなどが開催された。来場者数は昨年を大きく上回る83,966人にのぼった。
 その年最も優秀なアニメ作品に贈られる「東京アニメアワード」は宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が受賞。またアニメ業界の発展に貢献した20名に対する「第1回 特別功労賞」の授与も行われた。玩具メーカーも多数ブースを出展。バンダイグループは5月映画公開の「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」や新作アニメ「交響詩篇エウレカセブン」、「創星のアクエリオン」が中心。タカラはこえだちゃんの歴史の展示やトランスフォーマーといった作品がメイン。トミーではゾイドシリーズ最新作「ゾイドジェネシス」やTVゲームの展示を行っていた。またエポック社はシルバニアファミリーのCGアニメを公開の公開を行った。
 他にも特別企画展「やなせたかしとアンパンマンの世界」や「チャレンジ声優教室」などの催しも行われ、アニメファンから家族連れまで幅広い層が楽しめるイベントとなった。また海外からの来場者の姿も多く見られ、海外での日本アニメの浸透を物語っていた。
 
3月30日(水)
 サンリオのキャラクター「マイメロディ」のTVアニメーションが完成したのを記念し、東京・銀座の読売広告社で完成披露試写会が開催された。試写会に先立ち、サンリオ取締役事業部長・福嶋一芳氏は「映像を通して、日本だけでなく海外の子どもたちにもマイメロディが広がって欲しい」と挨拶。当日は、マイメロディの声を務める佐久間レイ等の声優陣や、オープニングテーマ曲を歌う高橋美佳子も登場した。
 新番組「おねがい マイメロディ」は、4月3日から、テレビ大阪・TV東京系全国ネットで、毎週日曜日朝9時30分より放映。人間の世界にやってきたマイメロディが、中学生の女の子・歌ちゃんと、みんなの夢を守るために大活躍する物語。玩具関連のライセンシーは、アガツマ、ショウワノートなど20数社で、今後も増える予定。

3月29日(火)
 コナミが制作から携わるテレビアニメ、「極上生徒会」の試写会が開催。冒頭挨拶に立った永田氏は「当社としてはファンから待ち望まれていた、ときめきメモリアル以来の美少女もの。これまでのノウハウを存分に活かし、ロングヒットに繋げたい」と意気込みを語った。また、試写会には主人公役を務める声優の田村ゆかりなども登場し、新アニメへの参加に意欲を見せた。
 この「極上生徒会」はコナミが同社の大ヒットゲーム「ときめきメモリアル」で得たノウハウを存分に活かして、100%出資して手掛ける美少女学園コメディ。放送は4月6日からスタートし、エグゼクティブプロデューサーは同社専務執行役員の永田昭彦氏が務める。 

3月26日(土)
 ハドソンがGBA用ソフト「桃太郎電鉄G ゴールドデッキを作れ!」のCM撮影を都内のスタジオで実施。当日は「桃太郎電鉄USA」に引き続き、CMに出演する陣内智則さんと若槻千夏さんが登場し、意気込みを語った。
 今作は桃鉄シリーズとしてはGBA初のリリースになる。GBAならではの対戦や移動中にも楽しめるといった利点の他に新システム“デッキシステム”を搭載。いっそう奥深い戦略が楽しめる。発売は6月30日、価格は5,040円を予定している。

3月26・27日
 ユージンが東京・港区のアクアシティお台場で、カプセルトイのイベント「YUJIN EXPO 2005」を開催。
 このイベントは同社独自に開催したもので、会場にはカプセル自動販売機(ガチャマシン)を約100台設置。新旧さまざまな同社のカプセルトイを展示し販売を行った他、「ガチャボーリング」や「ガチャすくい」などのユーザー参加型のイベントや、同社がキャラクター商品を展開する「TO-FU親子」の着ぐるみ撮影会なども展開。また、高さ3メートル以上の巨大ガチャガチャマシーンも展示され、多くの若者や家族連れが楽しんだ。
 
3月25日(金)
 大阪万博以来35年ぶりに開催される21世紀最初の国際博覧会「愛・地球博」が開幕。メインテーマは「自然の叡智」で、開催期間は9月25日までの185日間となっている。
 会場は世界130カ国のパビリオンや最先端技術などを体験できる企業パビリオンが並ぶ長久手会場、長久手会場と盛りゾー・ゴンドラやシャトルバスで結ばれた緑豊かな瀬戸会場、名古屋市が主催するささしまサテライト会場に分かれている。
 長久手会場の人気パビリオンといえば、センターゾーンに位置する「グローバル・ハウス」がまず挙げられるだろう。ここでは世界初の冷凍マンモス(ユカギルマンモス)の標本を見ることができる。他にも、企業パビリオンゾーンAの「JR東海 超電導リニア館」では時速500キロの超電導リニアを紹介していたり、企業パビリオンゾーンBの「トヨタグループ館」では楽器演奏ロボットや「i-unit」「i-foot」といった未来の乗り物が登場したり、森林体感ゾーンには映画「となりのトトロ」に登場する昭和30年代の家を再現した「サツキとメイの家」などの見所がある。
 また、愛・地球博グッズは場内に3ヵ所ある公式記念品ショップで購入することが出来る。公式マスコットキャラクターのモリゾー&キッコロをデザインしたぬいぐるみや名古屋名産のお菓子から会場でしか買えない全8色のキッコロのぬいぐるみ、本物のマンモスの骨で作った携帯ストラップといった珍しいものまで販売されている。
 
3月25日〜27日
 イラストレーター・ボンボヤージュ氏のホームページから誕生した絵本「ちびギャラ」(ボン社)をもとにしたキャラクター「ちびギャラリー」のイベントが、東京・千代田区のOAZO丸善で開催。原画の展示や物販のほか、27日にはボンボヤージュ氏のサイン会も行われた。
 かわいいイラストに加え、「癒し」「励まし」を感じさせるメッセージが必ず添えられ、20代〜30代の女性を中心に人気となっている。ちびギャラリーのグッズは、バンダイグループから各種発売されており、バンダイホビー事業部が発売中のフィギュアシリーズは累計で300万個を販売している。

3月25日(金)
 BBC(英国放送協会)が製作する質の高い子ども番組を日本に紹介してきたBBCワールドワイドジャパンが、東京・港区赤坂の同社本社にてプレスランチョンを開催。2005年にマーケティングを強化する3作品について映像とともにその内容を紹介した。
 日本での認知度も高いテレタビーズの新作「テレタビーズエブリウェア」(10分間・全26話)は6月からキッズステーションで放映が開始される予定。昨年放映された「リトルロボット」は既に雑誌や絵本での連載、ビデオ・DVDなどでお馴染み。玩具についてはレゴがグルーバルパートナーとなっている。そして、英国では幼児から絶大な支持を得ている人気番組「フィンブルズ」がいよいよ日本に上陸し、4月スタートの新番組「ニャンちゅうワールド放送局」(NHK教育テレビ・日曜午後5時〜)で放映中。見つけること、知ること、想像、そして発見をテーマに、子ども達に驚きと不思議、わくわくするような楽しさを届けてくれる作品だ。
3月19日〜7月3日
 「恐竜博2005 〜恐竜から鳥への進化〜」(主催:国立科学博物館、朝日新聞社、テレビ朝日)が東京・上野の国立科学博物館で開催。
 今回のイベントの目玉は日本初公開となる、全身の90%以上の化石が発見されたティラノザウルス“SUE(スー)”の完全複製骨格が展示されること。他にもテーマに謳われているとおり恐竜が鳥に進化していく過程を世界初公開の化石を多数展示して解説している。参加体験型の展示コーナーや物販スペースも設けられ、SUEの各種グッズやトミーから発売されている恐竜博トミカや限定ゾイド、恐竜博マスコットのグッズが人気を呼んでいる。

3月19・20日
 ROBO-ONE委員会が主催する、世界で唯一の二足歩行ロボットによる格闘技大会「第7回ROBO-ONE大会」が東京・江東区の日本科学未来館で開催された。
 技術とアイデアを注ぎ込まれ、予選を勝ち抜いた32機が会場で激突。人間に近い動きや、ロボットならではの意外な攻撃による格闘が会場を沸かせた。優勝は大きなボディが他を圧倒していた韓国の「TAEKWON-V」。会場では、バンダイ、京商などの協賛各社がブース展示を行っていた。

3月19日(土)
 バンダイビジュアルが東京・新宿区の日本青年館で「機動戦士ガンダムSEED DESTINY DVD&CD発売記念イベント」を開催。当日は主人公役の声優・鈴村健一氏をはじめとする出演声優やEDテーマを歌う有坂美香氏がトークショーやライブを行い、集まったファンを興奮の坩堝に巻き込んでいた。
 同番組のDVD第1巻は2月24日に発売され、非常に好調なセールスを記録しており、主題歌のCDもオリコン上位に毎回ランクインする人気を誇っている。

3月19〜21日
 セガが東京・江東区の有明のTFTホールで、「SEGA Game Jam2005 遊びな祭!」を開催した。
 会場では、連日「頭文字D」「バーチャファイター」など、セガの人気ゲームの全国大会が開催され、「甲虫王者ムシキング」の大会やグッズ販売も行われた。また、各種ゲームが無料で楽しめるとあって、6月発売予定の「ムシキング」GBAソフトや女児向けの「オシャレ魔女 ラブ&ベリー」などには長蛇の列。親子連れや友人同士の来場で終日賑わっていた。

3月18日〜9月25日
 ポケモンの世界観をモチーフにした世界初の遊園地「Pokemon The Park2005(ポケパーク)」が開園。場所は「愛・地球博」の関連事業として、名古屋市が主催する「2005年日本国際博覧会ささしまサテライト事業デ・ラ・ファンタジア」の会場内(JR名古屋駅から徒歩約10分)で、3月18日〜9月25日までの192日間開園している。主催はPOKePARKプロジェクト、オフィシャルスポンサーとしてトミーと日本トイザらスも参加している。
 園内では380種類以上のポケモンキャラクターが配され、ピカチュウが子ども達を乗せて走る「ピカチュウの森」や「ポケモンメリーゴーランド」、「ポケモン大観覧車」、デオキシスの横を走る抜けるレックウザのコースター「バトルコースター裂空」など全12種類のアトラクションが展開してる他、イベントステージや物販ショップ、カフェなども充実している。
 
3月17日(木)
 ディズニーストア渋谷公園通り店が今までのイメージを一新して生まれ変わり、これを記念してリオープニングセレモニーが行われた。当日はぬいぐるみやフォトフレーム、ピンズセットなどのリオープニング限定グッズを求めて多くのディズニーファンたちが集まった。
 今回の店舗テーマは「Fantasy Gate〜ディズニー・ファンタジーの世界への入口〜」。入口から2階のフロアまではお城の中をめぐるように構成され、3階はディズニーの物語をテーマにした「ウェンディーのお部屋」「ゼペットさんの工房」「アンディのお部屋」となっている。

3月17日(木)
 ソニー・クリエイティブプロダクツは、テレビ朝日制作の番組「Mattew‘s Best Hit TV」の商品化に関する契約を締結。3月25日より商品を発売するのに先駆けて、東京・新宿ミロードモザイク坂に「Mattew‘s Best Hit TV SHOP」をオープンした。ショップでは同社商品やテレビ朝日の商品のほか、同店限定のオリジナルTシャツも扱う。
 「Mattew‘s Best Hit TV」はマシュー南氏がホスト役をつとめ、ティーンから大人まで幅広い層に支持されている人気番組である。

3月17日(木)
 集英社・週刊少年ジャンプ誌で連載中の「いちご100%」がテレビアニメ化されるにあたり、第1回アフレコ取材が東京都内のスタジオで実施された。「いちご100%」は河下水希原作による学園ラブコメディ漫画で、ジャンプ誌でも高い人気を誇る作品。アニメーション制作はマッドハウスが手掛け、4月5日よりテレビ朝日で毎週火曜26:40より放映が開始される。トミーによるTVゲーム化のほか、エイベックスより主題歌CDの発売などを予定。

3月17日(木)
 2年の歴史を誇る「ZOIDS」シリーズのTVアニメ最新作「機獣創世記ゾイドジェネシス」のアフレコ会見が、東京・渋谷のスタジオで行われた。主役を演じる平田宏美氏やこやまきみこ氏が登場し、「老若男女みんな楽しめるアニメ。主人公の成長を楽しみにしてほしい」と語った。
 「ゾイドジェネシス」は4月10日(日)からテレビ東京系でスタート。“動物 VS 恐竜”をテーマにし、迫力の3DCGで「ムラサメライガー」や生物的な「バイオゾイド」達の活躍を描く。CDやDVDはエイベックスから発売予定。

3月15日(火)
 メディファクトリー、バンダイ、博報堂DYメディアパートナーズ、東北新社の4社が、TVアニメーション「創聖のアクエリオン」を制作。東京・銀座のヤマハホールで完成披露プレミアム記者発表会が開催され、河森氏のほか、オープニングテーマ曲を歌うAKINOさん、タレントの加藤夏希さんらも登場した。
 「創聖のアクエリオン」はテレビ東京系6局ネットで4月4日から放映開始(毎週月曜深夜1時〜)。3体のマシンが3種のロボットに完全変形・完全合体するSFアニメ。監督は「超時空要塞マクロス」のバルキリー≠フメカデザインなどで知られる河森正治氏。国内の商品化権窓口はバンダイが務め、同社からも今夏にPS2ソフトを、今秋には超合金が発売される予定。

3月12日(土)
 ニッコーが東京・葛飾区亀有駅前のリリオパークで「RC亀有グランプリ」を開催。周辺の商店街振興組合など有志が集まり、毎月開催されているリリオパークフェスティバル。亀有に本社を置くニッコーでは「地域の皆さんへの還元の意味もこめて」と今回初参加。広場にラジオコントロールカー専用特設サーキットを設営し、トーナメント戦勝ち抜きのレースを午前中に1回、午後に2回の計3回実施。会場には初めてRCに挑戦した女の子の姿も見られた。上位入賞者には同社のRCカーなどがプレゼントされた。

3月10日(金)
 トミーがゲームボーイアドバンス(GBA)用ソフトを発売する「エレメンタル ジェレイド」のアフレコ会見が実施される。当日は主人公役の石田彰氏を始め、監督のうえだしげる氏ほか、出演声優が集合した。
 「エレメンタル ジェレイド」は既刊7巻で150万部以上を販売している月刊コミックブレイド連載の人気コミック。TVアニメは4月5日(火)の18時30分からテレビ東京系でスタートする。ソフトはゲームならではのオリジナルストーリーが楽しめるバトルアドベンチャーゲーム。発売は今夏予定で価格は未定。ユージンからもフィギュアなど関連商品の発売を予定している。

3月9日(水)
 ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテインメントが、東京・銀座の「ル テアトル銀座」で「2005年 春のコンベンション」を開催した。開催にあたり塚越隆行社長は「現在日本のDVDプレイヤーの普及率は全体の30%だが、今後伸びる可能性がある。昨年はDVDの売り上げが大幅に伸び、新しくファミリー層が積極的に買うことを実感した。今までと違う層が購入しているので、今後のターゲットの捉え方を新しく考え直す必要がある。今後はファミリー層にもより一層提案していく」と挨拶した。
 10月にDVDが発売されるのは「シンデレラ特別版」。日本では1992年にビデオが発売されたが、今回13年ぶりにデジタルリマスター版で登場する。
 また4月日20からは「おまたせ! ピクサーフェア ニモ&ピクサー1800」と銘打ったキャンペーンを実施。「ファインディング・ニモ」をはじめ、ディズニー・ピクサー4作品を1,890円で購入できる消費者キャンペーンを実施する。

3月5日(土)
 日本のアニメーションの歴史や制作手法などを総合的に常設展示する「杉並アニメーションミュージアム」が、東京・杉並の杉並会館3Fにオープンした。
アニメ制作会社が集まる杉並区(山田宏区長)が開設した施設で、委託を受けて日本動画協会(松谷孝征理事長)が運営。日本アニメ史をひも解く展示、パソコンで簡単なアニメ制作を体験できる工房、アニメ関係資料のデータベースなど展示内容が充実。杉並区では、アニメーションを産業、文化の両面から支援するとともに、地域活性化に向けて情報発信していく。

3月2日(水)
 スクウェア・エニックスが4月5日深夜25時から、テレビ東京で新バラエティ番組「ヘビメタさん」を制作・放送するのに先立ち、その発表イベントを東京で開催。当日はセックスマシンガンズのミニライブも行われ、番組司会者の熊田曜子氏らも登場した。
 このテレビ史上初のヘビメタ・バラエティ番組は、エアギター(ギターを持たずにギターを弾いているフリをする)バトルや、新旧の名曲プロモーションビデオを見ながらヘビメタを学ぶコーナーなどの内容が予定されている。同社ではセックスマシンガンズが歌う番組主題歌「ヘビーメタルサンダー」と同名のプレイステーション2用ソフトも発売する予定。
3月2日(水)
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、東京・港区の泉ガーデンギャラリーにて、同社が昨年12月に発売したプレイステーション2用ソフト「グランツーリスモ4」を使って、実車メーカー社員が対決するレース大会「自動車業界、頂上決戦! GT4真剣勝負」を開催した。
 このイベントは各自動車メーカーから選抜された実際の社員同士が対決するもの。自社の自慢の車を使って熱いレースが繰り広げられた。この大会での優勝自動車メーカーはトヨタとなった。



戻る