今月の業界ニュース

   


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6月24日(木)
 博品館は銀座の博品館TOYPARKに、6月24日より1階に「REFRESH&HEALING TOYS」コーナー、7月1日より2階に「ニャーミーショップ」をオープンした。「REFRESH&HEALING TOYS」コーナーはトミーとタカラの2つのメーカーが「癒し」をテーマに「ひだまりの民」「フラワーキッズ」等の商品を展開。更に8月27日発売の「夢見工房」も展示している。ニャーミーショップではセガトイズより8月7日発売の「near me」の実物を展示し、同商品のフラッグシップショップとしての売り場の構築を目指す。
 どちらも若年層にとどまらず、サラリーマンからシニア層までを視野に含めた展開を行っていく。

6月22〜24日
 久月が東京・浅草橋の同社本社で「創業170周年記念 平成16年度 新作正月物・一般物展示会」を開催した。創業170年を記念し、入口正面には170年前の江戸の様子を久月人形学院の講師など人形作家の手により作成された人形で再現し展示した。
 正月物では縁起が良いとされる麻の葉模様の鹿の子を使用した羽子板が披露された。また破魔弓では弦巻と的をモチーフにした飾りを施した商品が数多く登場した。また多様化する消費者ニーズに対応すべく羽子板、破魔弓ともに従来以上にケースやバックの柄を豊富に取り揃えた。

6月19・20日
 子どもたちのブームの発信基地となっている次世代ワールドホビーフェア(同実行委員会主催)の東京大会が千葉市の幕張メッセで開催。バンダイは、「ハイパーヨーヨー塾」としたスペースを設け、積極的にティーチングを展開。金色のガッシュベル!!は、GBAソフト「魔界のブックマーク」(バンプレスト)が7月16日発売に先駆けて遊べたほか、夏に発売予定のGCソフト「友情タッグバトル フルパワー」の試遊台も設置した。タカラは、デュエル・マスターズ(DM)のバトルアリーナ、バトルビーダマンのウイナーズバトルトーナメントが白熱。先行販売はバトルビーダマンの「コバルトセイバー」、DMの「TCG聖拳編 スターターセット/拡張パック第1弾」など。トミーは、7、8月の発売商品に同梱するゾイドのオリジナルビデオアニメ「3匹の虎伝説」を発表。人造昆虫カブトボーグの勝ち抜きバトルも関心を集めていた。人気はやはり甲虫王者ムシキング(セガ)でバトルトーナメントには「1時間半待ち」のプラカードが出た。「ポケットモンスターAG 裂空の訪問者〜デオキシス〜」の7月17日劇場公開を控えたポケモンブースもにぎわっていた。コナミはでんじゃらすじーさんの「笑撃のカードゲーム」の体験会と先行販売が好感触。カプコンはロクッマンエグゼでサバイバルネットバトルの大会を開催したほか、8月6日発売のGBAソフト「ロクッマンエグゼ4.5リアルオペレーレーション」の体験コーナーも人気を集めていた。

6月19日(土)
 キデイランドは、旗艦店として位置付けているキデイランド原宿店(東京・渋谷区)のエントランスと1Fフロアおよび外壁の改装を行いリニューアルオープンした。今回のテーマは「EVERYDAY WHAT‘S NEW!」。新しい商品やキャラクター、あるいは売れ筋商品や話題商品を店頭や前面で打ち出すなど、より提案型の売場空間を作り、1Fフロアでは常に新鮮な情報を発信していく。また、最近の青山・原宿周辺の客層を考慮して、20〜30代のOL層やヤングファミリー層を意識した商品構成も見られる。店内は白を基調にし、以前より全体的に見通しがよく、明るくなったという印象。
 6月14〜18日は改装のために全館クローズしていたこともあり、久々のオープンとなった19日には店内は大勢の来店客であふれた。今後もキャラクターリテーラーNo.1として、日本だけでなく海外からも積極的に情報を集め、売場で提案していく。
 
6月15〜19日
 バイヤーズデーとパブリックデーの分離開催、SARS問題などのさまざまな出来事の中開催された昨年のおもちゃショーから1年が経ち、(社)日本玩具協会の主催による「東京おもちゃショー2004」が91社の出展者を集めて開催された。
 今年はバイヤーズデーのみの開催となった他、昨年はバンダイ、タカラ、トミー、エポック社、セガトイズの5社がメイン会場とは別の会場で開催した分散開催だったのに対し、今回は東京都立産業貿易センター台東館1会場(バンダイは台東館でのパイロットブースの出展のほか、同社本社ビルでの展示会も行った)での集約展示になるなど、昨年のおもちゃショーをさまざまな角度から再討議した上での開催となった。
 よりビジネスに直結し、来場者の利便性も考慮した形となった今年のおもちゃショー、その成果は来場者数の大幅アップという結果からも見て取れる。会期3日間の合計来場者数は11,454人、昨年が9,438人だったので2,016人の増加となる。会場で目立ったのが外国からの来場者の多さだが、これは昨年のSARS問題で渡航を見合わせた各国のバイヤーが、多く来場したためと推測される。
 
6月9日(水)
 バンダイとホンダモータサイクルジャパン、東映などは「仮面ライダーブレイド Honda」として、7月22日から開催されるバイクの鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場する。その記者発表会が東京・青山のHondaウェルカムプラザ青山で行われた。
 会見でバンダイの本郷武一取締役は「バンダイは今年も筋書きのない8時間のドラマを応援する。挑戦し続けるライダーの姿はキャラクターヒーローの実現として、ファンの拡大に多大な貢献をしている」と挨拶した。鈴鹿サーキットでは、「仮面ライダーブレイド Honda」オリジナルラウズカードがもらえるスタンプラリーや仮面ライダー撮影会・握手会のほか、決戦当日は歴代仮面ライダーとともに約50人の子ども達によるキッズパレードも開催され、レースを盛り上げる。

6月6日〜13日
 バンダイが東京・港区のアクアシティお台場で「フロッグスタイルカーニバル」を開催。200種を超えるフロッグスタイルの全アイテムを展示、フロッグスタイルデザインコンテスト≠フ結果発表も行われた。限定商品の販売、先行発売も人気だった。
 ガシャポン発のバンダイオリジナルキャラクターとして、小学生からOLまで幅広い女性に支持されている。昨年4月から発売するキーチェーン「フロッグスタイルコレクション」は今年4月の第6弾までで累計販売800万個を突破する人気商品。現在では玩菓、入浴剤などにも商品展開が広がっている。

6月2日(水)
 タカラから5月28日に発売された、ダメ男・ダメ女判定機「だめんず・うぉ〜か〜“レディース”/“ボーイズ”」がTVや新聞、雑誌などで取り上げられるなど注目を集めている。全国約1万人の男女のアンケートデータをもとに作成された人工知能“だめんずエンジン”を搭載。自分のプロフィールを入力した後、判定したい相手の特徴を簡単な質問に答えながら入力すると、その相手のダメ度やタイプ(男女とも20種)、自分との相性をリアルに診断し、タイプ別にうまく相手と付き合っていくための恋愛アドバイスをしてくれる。
 6月2日に東京・池袋サンシャインで行われた新発売記念イベントには、週刊SPA!に連載中の「だめんずうぉ〜か〜」の作者であり、同商品の総合監修を務めた倉田真由美さんと、タレントの吉岡美穂さんが登場。吉岡さんがTV番組で共演中の三宅裕司さんのダメ男度を測定(結果は「ストーカー」タイプ)するなど体験デモを交えながらのトークショーとなった。



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