今月の業界ニュース

   


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4月29日〜5月5日
 世界のペットが大集合する「ペット博2004」が幕張メッセで開催。珍しい犬や猫、小動物などの展示、触れ合いコーナー、各種グッズの即売、アトラクションなどが一体となったペットの大博覧会。玩具メーカーではバンダイとセガトイズが初出展した。大阪をはじめ各地で開催されている人気イベントで、首都圏での開催は今回が9回目。愛犬を同伴しての入場が多いことから、会場内には犬あるいは飼い主の交流の場となる広場も新設された。

4月29日〜5月31日
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは東京・江東区の日本科学未来館にて、同社のゲーム機「プレイステーション(PS)」と「プレイステーション2(PS2)」の技術を分かりやすく展示した「『Play Stationと科学』展〜コンピュータテクノロジーとエンタテインメントの融合〜」を開催した。
 この展示はPSが発売されて10年目を迎える節目の年にゲームを通して科学を考える機会を、との主旨で行われたもので、PS2の解体実演やゲームの可能性を広げる新技術の実演など盛りだくさんの内容となった。4月29日の初日には同社社長のの久夛良木健氏と日本科学未来館館長の毛利衛氏が参加してのテープカットセレモニーも開催された。

4月29日〜5月9日
 「キャラ祭」が池袋サンシャインシティで開催。懐かしの昭和のヒーローやおもちゃから、現在若者に人気のビーンズフィギュアまで約40のキャラクターが一堂に会した。連日モンチッチなどの人気キャラクターの着ぐるみが頻繁に会場内に登場し、来場者を喜ばせていた。また、子どもの日の5月5日には、「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌などでお馴染みの佐々木功さんのステージショーが行われ、160人以上の人々が訪れファンを喜ばせた。無料のプレイコーナーでは、話題のPS2の「eyeTOY」の試遊台が置かれ、子ども達やカップルが楽しんでいた。
 
4月29日〜5月9日
 ユージン、バンダイ、エポック社を中心になって日本最大級のカプセルトイのイベント「ガシャポン&ガチャフェスティバル2004」が池袋サンシャインシティで開催された。
 集まった台数はなんと400台(800面)。最新のアイテムから懐かしのキャラクターまで勢ぞろいした。なかでも同会場で開催されていたプラレール博との連動企画もあって、カプセルプラレールの人気が非常に高かった。中心はファミリー層だが、最近では若い女性層を意識した商品も多く登場しており、会場にも女性同士で訪れるケースも例年以上に目立っていた。休日は平均で200万円を売り上げ、期間中のトータルでも約1,600万円の売り上げを記録し、大盛況となった。

4月28日〜5月5日
 「プラレール博in Tokyo」が池袋サンシャインシティで開催。今年で45周年を迎えるトミーのプラレール。今回のプラレール博でも歴代のプラレールが解説された「プラレールの歴史」コーナーが設けられ、歴史を綴ったパネルに見入る親子連れが多く見られた。また、会場には九州新幹線「つばめ」プラレールの先頭部分を拡大したレプリカと実車輌で使われている座席が展示され、写真撮影ポイントとして人気を博した。会場ならではの超巨大プラレールジオラマに、子どもたちだけでなくお父さんも見入っていた。
 一方、大阪では「トミカ博in OSAKA」が4月23日〜5月5日の期間開催され、13日間累計で119,231人の来場者が訪れた。

4月24日(土)
 バンダイが「プリモプエルようちえん」入園式をバンダイ本社ビルで開催。入園式は今年で3回目。プリモプエルイベントとして最多の318人・プリモプエル426体が全国各地から参加した。女性や高齢者などの従来からのファンに加え、今回は小学生の女の子や男性ファンの増加が目立った。
 3代目の新園長、コバ園長が「入園おめでとう。仲良くしましょう」と歓迎のあいさつ。大きな着ぐるみの「おっきいプエルちゃん」も登園、組別写真撮影会などが行われた。会場では、プリモプエルを飾れる花のアクセサリーを作る教室なども開かれた。今年のプリモプエルは「花とのコラボレーション」をテーマにイベントや企画を進める。ギフト需要の拡大を含め、新規ユーザーの取り込みが期待される。
 
4月22日〜5月5日
 バンダイは、1974年から続く超合金≠フ生誕30周年を記念して「CHOGOKIN《超合金》EXPO.2004」を東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催した。過去発売した約400点のすべての超合金商品を展示。超合金の誕生当時の開発者・村上克司氏のインタビュー映像なども放映された。14日間の来場者は合計1万人に上った。

4月22〜25日
 「第11回東京国際ブックフェア」(主催:東京国際ブックフェア実行委員会、リードエグジビションジャパン)が東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、過去最多の世界25カ国600社が集まり、新刊本・新製品が一堂に展示された。
 初出展したバンダイは、イラストレーター・ボンボヤージュのホームページから誕生した絵本「ちびギャラリー」のグッズを展示し、来場者にアピールしたセイカも初出展し、ガンダムの本とフィギュアとジオラマが一体になった新感覚書籍「トイブック」を紹介した。

4月14〜16日
 「第29回プレミアム・インセンティブショー春2004」が、東京・池袋のサンシャインシティ・コンベンションセンターTOKYO文化会館で開催された。「第18回フォーマルギフトフェア春2004」「メディアマーケット・ショー2004」も併催、主催はビジネスガイド社。
 今回出展したのは海外企業を含む337社。トミー、宝興産、トキワ商事、サンスター文具、ショウワグリムなどが出展したほか、明響社、インテル技研など初出展企業も多かった。来場者数は3日間合計で74,000人。

4月11日(日)
 「レオマおもちゃ王国」が香川県綾歌郡のNEWレオマワールドと共にオープンした。NEWレオマワールドは四国最大のレジャー施設で「レオマおもちゃ王国/レオマフェスティバルパーク」「四国お宝村」「ホテルレオマの森/天然温泉森の湯」「Newレオマアニマルパークオリエンタルトリップ」の4つのテーマパークで構成され、レオマおもちゃ王国はレオマフェスティバルパークと共に子どもから大人まで楽しめるエンターテインメントゾーンとして展開する。
 レオマおもちゃ王国は11種類のパビリオンとミュージアムで構成。パビリオンは「ダイヤブロックワールド」「ピコピコハウス」「木のおもちゃ館」「まなびのハウス」「ままごとハウス」「トミカ・プラレールランド」「シルバニアファミリー館」「リカちゃんハウス」、ミュージアムは「タミヤワールド」「ぬいぐるみギャラリー ネイチャーリザーブ」「増田屋おもちゃ博物館」「ダイヤブロックランド」がある。
 NEWレオマワールドは、加ト吉、マルナカ、おもちゃ王国などの4社連合で施設全体を管理する新会社、香川県観光観光開発(加藤義和社長)を設立し、再出発した。2000年8月の休園以来、約4年ぶりの再開となった。初年度来場者目標は約150万人。4月8日には落成式及び見学会が実施され、真鍋武紀香川県知事がレオマおもちゃ王国を視察している。
 
4月8日(木)
 バンダイがガンプラの新ブランド「HIGH COMPLETE MODEL PROGRESSIVE」(通称・ハイコンプロ)を発表。その記者会見を東京・台東区のバンダイ本社で実施した。ハイコンプロは1/200スケールの完成品プラモデルで、精密なディティールと塗装、広い可動領域、充実の武器キットなど、極小スケールモデルとしての可能性を最大限に追求した決定版。シリーズ第1弾としてガンダム、ザク、ガンキャノン、リック・ドムの4種が登場する。
 発表会には「ガンダムSEED」のOP曲を歌った歌手の西川貴教と、アムロ・レイ役の声優・古谷徹も出席したほか、当日の模様が東京、上海、香港、台湾の各都市と中継して配信された。
 
4月5日(月)
 バンダイが「お取引様 感謝の集い」を3月に落成した東京・駒形の新社屋ビルで開催。多目的ホールやミュージアムなどのフロア、展望がきくラウンジを開放するなど、趣向を凝らしたもてなしで玩具業界関係者など多数の出席者を喜ばせた。
 新社屋ビルは、上空から見るとBANDAIの頭文字「B」の形状になっており、ビルにキャラクター性を与えている。敷地面積1,519.7u、延床面積13,418.85u。駐車場のB1F〜ラウンジの14Fで、2Fはおもちゃの歴史が分かるミュージアムのスペース、3Fは商談会なども開催できる多目的ホールになっている。ユニークなのはエレベーターでバンダイにゆかりの深いキャラクターが音声案内をしてくれる。感謝の集いでは立食形式のパーティほか、マッサージや占いのコーナーも設置して好評を博した。ステージではミニライブもあった。

4月4日(日)
 バンダイは4月4日、ヨーヨーの日として「小学生全国ロングスリーパー王決定戦」を開催した。東京ドームシティ内ラクーア中庭ステージをメイン会場として全国の玩具店と同時開催。関東地方などは時折小雨の降るあいにくの空模様となったが、多くの小学生が参加した。優勝は静岡県・おもちゃのスズモトの会場から参加した高田柊君・4分30秒だった。上位30位までの入賞者には、記念品や特製ヨーヨーケースなどがプレゼントされた。
 決定戦は、前回ブーム時に直接ヨーヨーを手にしていない小学生がターゲットであることから、基本中の基本トリック、ロングスリーパーを競う大会となった。メイン会場のステージでは、決定戦のほか、海外のトッププレイヤーやチーム・アザーズによるデモンストレーション、制限時間内のトリックの数を競うギネス挑戦なども行われ、参加者たちを喜ばせた。ご存知の通り1997年に発売され、国内で1,300万個を販売するブームを巻き起こしたハイパーヨーヨー。昨年末、バンダイはデザインを一新、ニューラインナップで復活。このヨーヨーの日を節目にプロモーションも強化している。
 
4月1日(木)
 東京・銀座の博品館が、本店、成田空港店に続く3店舗目「博品館TOY PARK 都庁店」をオープン。場所は東京都政の中心、東京・新宿区の東京都庁45F北展望室。地上202メートルの立地は東京の街を一望しながら買い物が楽しめるようになっている。売場はギフト商品を集積した「コミュニケーションエリア」と、エコ・癒し商品とリラックスグッズを集積した「ナチュラルエリア」の2つのエリアに分かれ、商品は子どもから大人まで幅広い層が楽しめる構成で揃えている。
 
4月1日(木)
 キデイランド原宿店ではキャラクター「トゥイティー」のキャンペーンがスタートした。同店店頭のK‐spotはトゥイティーの明るいイエローに染まった。K‐spot内では、同社のオリジナルグッズを紹介しており、「マグカップ」や「ランチトートバッグ」などのアイテムが並んだ。オリジナルグッズの新製品は今後も続々登場する予定。同店ではトゥイティー関連グッズが最近人気が高まっているという。なおK‐spotでの展開は5月5日まで。



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