今月の業界ニュース

   


戻る
 
 
8月27・28日
 年末年始商戦に向けて各社の主力商品が集まる「2003年東日本玩具見本市」が、東京・台東区の都立産業貿易センター台東館で開催された。気になる来場者数は初日が4,880人(昨対91%)、2日目が4,232人(同104%)となり、2日間合計で9,112人(同96%)と過去最多の昨年を若干下回る結果となった。参加メーカーは初出展4社を含む56社に上り、問屋は14社が商談ブースを設けたほか、東京玩具新生会のメンバーも合同ブースで出展した。各社の主力商品を展示した「クリスマスハイライト208」コーナーでは恒例の入場者による人気投票が行われ、商戦の動向を予測する上からもその結果に注目が集まった。
テープカットの模様 「クリスマスハイライト」コーナー
8月26日(火)
 バンダイが千葉・松戸市のバンダイミュージアムにて、PS2専用ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」の完成記念披露会を開催した。これは2000年12月に発売され、50万枚のセールスを記録したPS2専用ソフト「機動戦士ガンダム」の続編的作品となるソフトで、発売は9月4日。披露会には、アムロ役の古谷徹さん、シャア役の池田秀一さんに加え、以前からガンダムシリーズのファンであり、今回はゲーム中にも声優として登場する釈由美子さんが参加した。
1/1ガンダムの前で敬礼する古谷さんと釈さん
8月3〜24日
 タミヤが主催するダンガンレーサーの夏のキャンペーン「ダンガン・サマーGP」が、今年も名古屋(8月3日)、岡山(同10日)、大阪(同16日)、東京(同24日)の全国4会場で実施された。
 今回のサマーGPでは、昨年からスタートした新競技「ファイティングレース」向けの3コースが用意され、合計256名(予備選主含む)による壮大なトーナメント戦が繰り広げられた。また会場ではレースの合間に様々なアトラクションも開催され、訪れた観客に好評を博した
岡山大会の模様 関西大会の模様
8月23日(土)
 タカラは、リカちゃんが今夏に累計販売個数5、000万体を突破したことを記念し、東京・丸の内のパレスホテルで「5、000万感謝パーティ」を開いた。このパーティには、リカちゃんの誕生日に500体限定で発売した「パーティご招待リカちゃん」を購入した約500名が招待された。
 会場には、総計50カラットのダイヤモンドを身にまとった「ファンシーダイヤモンド・リカちゃん」や5、000万体までの歴代商品など展示され、大勢のリカちゃんファンが熱心に見入っている姿が印象的だった。また、立食形式で行われたパーティの食事はパパの故郷であるフランスの料理をメインに、アイドルカフェもつくられるなど、子どもも大人も大満足の内容となった。
寄せ書きは福島県にあるリカちゃんキャッスルに展示される 一足先にお披露目された5、000万体シンボルリカちゃん
8月23日(土)
 エポック社は、9月27日発売の体感ゲーム「東京フレンドパーク2 フレンドパークに遊びに行こう」のイベントを東京・台場のヴィーナスフォートで開催した。
 当日は番組内で抜群のジャンプを見せる“為ちゃん”ことフランキー為谷さんも来場し、会場を大いに盛り上げた。イベントでは、2人1組で壁に向かってジャンプするウォールクラッシュを行った。子ども達は為ちゃんとペアを組んでゲームに挑んだほか、若いカップルや孫とおばあちゃんペアの参加と、年齢を問わず遊べるため、集まった人々が皆、参加したがっていたのが印象的だった。なかでも孫と一緒に参加した75歳のおばあちゃんが、その日の最高ジャンプとなる80点を獲得すると、会場は大盛り上がりとなった。
最高ジャンプを出したお婆ちゃん
8月23・24日
 キャラクターのファンとクリエーターと企業が一堂に会するイベント「C3(CULTURAL CONVENTION OF CHARACTERS)2003」が千葉市の幕張メッセで開催。
 キャラクタービジネス関連企業ブースではバンダイ、タカラ、トミー、ホビージャパン等によるグッズの販売等が行われたほか、バンプレスト他による「スーパーロボット大戦」のコーナー、女性ファンに向けたオリジナルグッズの販売を行う「女の子のためのガンダムSEEDショップ」、新人クリエーターの作品展示・販売コーナー「C3 Launch(シースリーランチ)」などユニークなコーナーが多数設けられ注目を集めた。また、メインステージでのショーや、子ども達のための「キッズ ロボット パーク」なども用意された。
「スーパーロボット大戦」のブース 趣向を凝らしたディスプレイ
8月19日(火)
 タミヤが新製品内覧会を兼ねた受注会「タミヤ2003年アーリーオータムセール」を、東京・台東区のマスダヤホールで開催。同社が東京で単独の受注会を開くのは久し振りのこと。会場では8〜10月にかけての各ジャンルの新製品を始め、限定販売商品も多数展示。10月のホビーショーに先駆けて発表されたアイテムもあった。
 同社ではこの後に名古屋、大阪でも受注会を実施。東京を含め3会場での開催となった。
東京では数年振りの開催 展示物に見入る人達
8月13日(水)
 東京・原宿のキデイランドで「ライトン」の作者サイン会が開催。ライトングッズを1,000円以上購入した先着50名に対し、作者のサトウマユさんが電球にサインをした。全ての電球に丁寧にサインとイラストを描く姿が印象的だった。また、予想以上に男性の姿も目立った。
若い女性だけでなく、男性の姿も
8月10〜24日
 東京・港区の新高輪プリンスホテルで開催されたのは「ラスカルと世界名作劇場 わくわくサマーフェスティバル」。メイン会場には、物語の舞台となったヨーロッパの町並みや建築物の雰囲気を再現。建物はそれぞれ赤毛のアン、母をたずねて三千里、トム・ソーヤの冒険などをテーマにしたアトラクションブースとなっており、親子連れで賑わった。物販ブースは大人にも人気に。
メイン会場には大道芸人も アトラクションも人気
8月9・10日
 「会える、遊べる、GETできる」をテーマに千葉・美浜区の幕張メッセで「Kフェス〜講談社キャラクターフェスティバル2003〜」が開催。5回目を迎えた同イベントには4万人が来場。漫画家のサイン会やヒーロー、ヒロインのステージショーに握手会、玩具やゲームの発表・体験会やグッズ販売など、息つく間もないほどのイベントづくし。元気の尽きない子ども達は好きなキャラクターを見つけては走り回っていた。
グランセイザーとの握手会 巨匠漫画達のサイン会
8月7日(木)
 任天堂が東京・千代田区のホテルニューオータニ東京にて「経営方針説明会」を開催した。
 会長以下同社取締役6名が参加しての開催となった今回、説明に立った岩田社長は「テレビゲーム市場は現在縮小傾向にある。問題はソフトの出荷数が落ち込んでいること。この原因は少子化にも不況にもない」と語り、ユーザーのゲーム離れに対して「テレビゲームは高度化しすぎてしまい、ユーザーを限定するようになった。任天堂では今後“誰でも手軽に”をキーワードに、『間口が広くて奥が深い』ソフトでゲームから離れた人を呼び戻したい」と語った。
説明する岩田社長
8月7〜12日
 京急百貨店が今年で3回目となる「京急鉄道模型大運転会」を開催した。今回の目玉は子どもサイズにした本物の京急電鉄の制服。子どもたちはこの制服を着用し会場に設置された巨大なジオラマの前で記念撮影したり、イベントのために製作された京急800形特製運転台に座り、HOゲージの運転を楽しんだ。
 このイベントではその他に、限定京急Nゲージの販売や、グッズの販売などの物販、オリジナルパスネット製作なども行っている他、プラレールワールドも併催した 
楽しく鉄道!
8月4・18日
 バンダイは、「きみもバンダイ社員だ!〜バンダイ1日小学生体験社員〜」と題したイベントを実施。バンダイという会社をより理解してもらうことを目的に企画されたもので、小学生20名(両日とも各10名、男子16名・女子4名)が1日限定で入社した。高須社長からの辞令と社員証の授与、オフィス見学、アイデア会議への参加など様々な体験をしてもらったとのこと。子ども達の長期休暇時期に合わせて、今後も同様のイベントを実施していく予定。
高須社長と社長室での記念撮影
8月3日(日)
 国内最大級ガレージキットイベントのワンダーフェスティバル 2003[夏]が東京ビッグサイトで開催。プロ、アマチュアを問わずに製作された様々なガレージキットの展示・即売会が行われた。
 また、会場では恒例の「ワンダーショウケース」選定アーティストの発表及び作品の先行販売や、海洋堂の歴代食玩の展示、話題のミニチュアミュージアム「王立科学博物館」の先行発売、あの「ワールド タンク ミュージアム」の戦車を駒として遊ぶゲーム書籍「ワールド タンク ディビジョン」の限定発売なども実施。その他、様々なコスプレイヤーによる撮影大会も盛り上がりを見せたほか、「東京トイフェスティバル」も別ホールにて同時開催され、多くの来場者が訪れた。
展示コーナーは大盛況 趣向を凝らした各ブース
8月2日(土)
 「第31回全日本オセロ選手権大会」(主催:日本オセロ連盟 協賛:パルボックス)が東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催。6月に全国14地区でブロック大会を勝ち抜いてきた237人の選手が対局し、優勝者は部門別に、無差別の部・後藤宏さん、女子の部・高野淑美さん、マスターの部・東條淳さん、青年の部・高島亮詞さん、中学生の部・北川冠也さん、小学生の部・石崎孟さん。なお後藤選手と、翌日行われた女子の部世界選手権決定戦で勝った山中真美選手は世界大会に派遣される。
入賞した選手の皆さん



戻る