今月の業界ニュース

   


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5月29日(木)
 アガツマは東京・文京区の講談社において「新製品発表会」を開催。昨年の発売以来好調の「マイメロディとままごっこ」シリーズの新製品をはじめ、9月から新たに展開する英語教材のシリーズ「チャットとあそぼう! Cat Chat(キャットチャット) ABC」、同社オリジナルブランドでこの夏から展開するねんどのシリーズ「ねんDo!」を発表した。
 6月2日付けで会長となった戸所正敏氏は「基礎玩具のアガツマとして、1歩ずつ積み上げていきたい」と挨拶した。
発表会後の懇親会にて
5月29日(木)
 エイコー、システムサービス、セガ、タイトーの各社が参加するプライズコラボレーションが、東京・大田区のPIO大田区産業プラザで開催された。9回目となる今回は2003年10〜12月発売のプライズ商品の内見会となった。
 各社とも新キャラクター、懐かしいキャラクターを積極的に投入。あわせて、より付加価値を高めた定番商品の展開も継続している。また、今冬発売予定の商品とあって、サンタに扮したキャラクターなどのクリスマス関連商品も登場していた。

5月29日(木)
 「チワワのくぅ〜ちゃん」の商品発売記念イベントが、東京・渋谷区のキデイランド原宿店で開催された。
イベントには本物のくぅ〜ちゃんがチワワの原産国メキシコの民族衣装を模した赤いポンチョを着て登場した。またセガトイズが製造しタカラが販売する「夢いぬ くぅ〜ちゃんスペシャル」が発表されると、観客から一斉に「似てる」という歓声が上がった。8月下旬からはこの商品のTVCMに出演が決定、くぅ〜ちゃんにとっては2本目のCM出演となる。
右が本物のくぅ〜ちゃん
5月23〜25日
 トミーが埼玉県の専門店で「コロット」の先行発売・無料体験会を実施し、3日間で延べ約100人の参加者が集まった。
 「コロット」はこれまでになかったコンセプトのホビーで、子どもの頃なら誰でもやったことがある「ドロ団子」を作る商品。「はじめ土」に決められた分量の水を含ませ、団子状に捏ねる。それを芯にして「みがき土」をまぶし、平らなところで転がせばまるで磨かれた大理石のような玉を簡単に作れてしまう。これまでこのようなドロ団子を作ろうと思えば1日がかりだったが、「コロット」は制作時間は2時間程度。ドロ団子のために厳選、滅菌処理された専用の土と砂が原料なので衛生面にも問題はない。メインターゲットは幼稚園児、小学生とその父親。
5月22・23日
 新潮社と伊藤忠商事は、小中学生の女の子に圧倒的な人気を誇るファッション誌「ニコラ」発信のブランド「Girl is Girl by nicola(ガールイズガール バイニコラ)」について独占契約を締結した。これに合わせ、東京・代官山のヒルサイドテラスにて展示会を開催した。
 発表されたアイテムはアウターや帽子、バッグ、サングラス、コスメティック雑貨など実に多様。10〜15歳の女の子向けトータルライフスタイルブランドとして取り組んでいく。伊藤忠商事をマスターライセンシーに、2003年秋冬商品から総合的なライセンスビジネスを本格的に開始する。

5月16日(金)
 コナミ商品のマーケティング、販売、物流などの事業を行うコナミマーケティングが、東京・六本木ヒルズの本社にて、コナミの玩具とホビー商材の新製品を集めた商談会を開催。
 コナミの知育・幼児玩具の展開は「Kids Smile」のブランド名で、4月24日に発売された「サウンドキューブくん 」シリーズでスタートしているが、このシリーズに新たに「ひらがな」が8月に登場。今回新たに発表されたのがシリーズが「サウンドモービル」シリーズ。第1弾となる「きかんしゃトーマスとなかまたち わいわいトーマス/わいわいパーシー/わいわいトビー」の3種は、手で転がすと汽車が走る音や警笛、それぞれのキャラクターのおしゃべりなどが聞こえる。同社の技術とアイデアの楽しさが融合した商品。同シリーズはさらに9月に「機関車とあそぼう!」「消防車とあそぼう!」の2種類を発売予定。幼児玩具のもう一つの新シリーズが「サウンドウッド」シリーズ。同社初の木製玩具で、スロープ上でボールを転がす「わくわくスロープ」や、木製レールの上を機関車が走る「トレインサウンドセット」をそれぞれ9月に発売する。
 その他、商談会ではテレビ番組「体育王国」の人気競技を再現したオフィシャル商品「ストラックアウト」や、コロコロコミックと完全連動した展開でカードゲームの次の軸に育てていくという「コロッケ!バンカーカードゲーム スターターボックス/ブースターパック第1弾」などに注目が集まった。
知育・幼児玩具が充実 「コロッケ! バンカーカードゲーム」
5月15〜18日
 第42回静岡ホビーショーが、ツインメッセ静岡で開催された。出展社数は68社、問屋21社。業者招待日は昨年より入場者数減であったが、一般公開日は昨年を上回る来場者でにぎわった。
 昨年秋以来、若年層のプラモデル市場を牽引しているのが「機動戦士ガンダムSEED」。それまでプラモデルを手にすることがなかった子どもらを売場に引き寄せ、プラモデル全体の売り上げへの波及効果も小さくないようだ。新規プラモデルファンの育成に対する期待も高まっている。バンダイはこのSEEDをはじめガンプラの新製品を続々発表、熱い視線を集めた。
 田宮模型の「ダンガンレーサー」は4年目を迎えるが、今年2月に発売した「ダイナトリガー」が斬新なマシンデザインで好調な売れ行き、子どもたちの注目が再度集まり始めており、今夏、テレビ特番、全国展開のイベントで再活性化を図る。格闘の要素を加え競技性を高めると同時に、店側にも運営しやすいコースを提案中。7月にはコミック誌に連載中の漫画で準主役級の最新マシンを発売する。
 プラモデルでは、完成すると全長1m近くに達するハセガワの「ドラゴンモデル1/35 28p列車砲レオポルド」などが話題に。これら組み立てモデルの話題商品に対し、完成モデルや塗装済み半完成モデルも注目。田宮模型ではマスターワークコレクション≠ニいう新カテゴリーを発表。「組み立てる時間がない」というファンなどにハンドメイドの精密スケールモデルを提供、同時に組み立てモデルへの回帰効果も狙う。
 RCではスポーツカーやレースカーの人気車種のほか、引き続き戦車ものが活発。また、ボンネットバスやオート三輪、ホーロー看板など、郷愁を誘うコレクションアイテムなども目を引いた。
会場の模様 注目のバンダイブース 巨大なアイテムも
5月14日(水)
 コンビが東京・港区の六本木オリベホールにてベビー事業部が主体となった「2003年コンビサマーキャンペーン特別商談会」を実施した。
今回同社が大きく打ち出したのは「ず〜っと一緒キャンペーン」。同社では、新生児〜7歳ごろまで使えるロングユースタイプのチャイルドシート「プリムロング」などを発表。商品を長く大切に使うことをユーザーに提案し「1台でなが〜く使える」商品に的を絞ったプレゼントキャンペーンを、7月1日〜9月20日まで行う。7月からはTVCMや雑誌広告、店頭などでキャンペーンを訴求する。他に新商品としては「トレーニング歯がため」も発表。注目を集めた。
店頭でも積極的にアピール トイ事業部の商品も
5月14日(水)
 バンプレストが東京・台東区の浅草ビューホテルにて「バンプレスト プライズ事業部・アミューズメント事業部内見会」を開催。「仮面ライダーシリーズ」「ルパン三世」などの定番キャラクター商品が発表されたほか、注目はサンリオとアパレルブランド「SUPER LOVERS」のコラボレーション。実際にデザイナーが作った服を身に付けたキティたちが登場。商品を獲得するともらえるオリジナルビニールバッグも女子中高生に人気が出そうだ。
人気上昇中の「ガッシュベル」
5月7日(水)
 今年7月31日から8月3日までの4日間、神奈川県横浜市で行われる「おもちゃみらい博」の開催概要が正式に決定し、東京・中央区の「ADK松竹スクエア」にて記者会見が開催された。
 会見の冒頭、(社)日本玩具協会パブリック委員会委員長・前田道裕氏は「新生おもちゃみらい博が多くの子どもたちに夢を持ってもらえるようなイベントになることを祈念しています」と挨拶。続いて「みらい博」と共催される「横浜おもちゃフェスタ」の名誉実行委員長であり横浜市長の中田宏氏よりメッセージが代読された。開催概要については(社)日本玩具協会パブリック委員会委員長・國分功氏より説明され、続く併催イベントの「こんなおもちゃが、あったらいいな大賞」について審査委員長を務める北原照久氏より挨拶が行われ、(社)日本玩具協会パブリック委員会企画部会・久保弥氏より募集要項が発表された。
パブリック委員会の面々
5月5日(月)
 東武百貨店池袋店でタミヤ主催による「ダンガンスーパーファイト」が開催。今回は恒例の「ローリングファイト」に加え、新競技「クロスファイト」も登場。さらに「ミニ四駆」「ラジ四駆」のレースや、改造マシンによる「コンクールデレガンス」も実施され、会場は大賑わいとなった。
ステージイベントも盛況
5月4〜5日
 レゴジャパンが東京・有楽町にある東京国際フォーラムで「レゴファン感謝デー」を開催。同社では昨年から5月5日を「レゴの日」としてさまざまなイベントを開催している。今回は、レゴブロック体験コーナーのほか、新製品「レゴ NBA」にちなんだアトラクションなどが行われた。会場は常に満員状態で、パッケージボトルを倒すボーリングや、レゴブロックで作られた障害物に向かって投げる輪投げなどは特に子どもたちに人気が高かった。連日大盛況となったこのイベントでは延べ約16,000人が来場した。
大混雑 アトラクションも盛況
5月4日(日)
 セガ トイズがピコ初の体感系ソフト「ダンスピコ」の体験会と、ソフトに登場するパパイヤ鈴木の分身・パパムーチョとの写真撮影会を新宿タカシマヤで開催。会場ではパパムーチョのコミカルな動きに、訪れた多くの子供たちも大喜びだった。
ハイッ、チーズ!
5月4日(日)
 三重・鈴鹿サーキットで「コロコロホビーグランプリ・ダンガンスーパーファイト」が開催された。会場へは1万人以上が訪れた。田宮模型のダンガンレーサーを使ったレースは、毎年F1が開催される国際レーシングコースのピットエリアで行われた。ぶつかり合いのローリングファイトトーナメントや、マシンもレンタルしてもらえて何度でも参加出来るダンガントライアル、ラジ四駆やミニ四駆、RCカーのレースなどが同時に開催され、鈴鹿はレース三昧の1日となった。
 また、コナミも7月に発売予定の新男児ホビー「バトルアクセル」先行体験会を中心に展開。小学生中高学年から低年齢層まで幅広く支持された。
コースを見つめる真剣な眼差し
5月3・4日
 エアーガン、ミリタリーグッズ等の総合イベント「2003ブラックホール&ミリタリーコンベンション」が、東京・台東区の都立産業貿易センター台東館で開催された。
 今回で第4弾となるこのイベント、G・W期間中の好天に恵まれて来場者も昨年より増加の傾向を見せた。会場では様々な出展ブースに加え、特設展示コーナーでの「WWII イタリア軍装展」や、ステージでの「西洋甲冑格闘技大会」等も実施され、訪れた若者や家族連れに好評であった。
会場は珍品で一杯 イタリア軍の軍服コーナー
5月2〜6日
 大手町サンケイプラザで「ピーナッツ」をモチーフにした作品展示会を開催。日本にもファンの多いトム・エバハート氏も会場に登場、トークショーやサイン会が行われた。アポロ社のジグソーパズルなど、物販も好調だった。
ファンは大喜び
5月2〜5日
 バンダイによるGW恒例の「美少女戦士セーラームーン」ファン感謝イベントが、池袋サンシャイン劇場で開催された(4月28〜29日には新神戸オリエンタル劇場でも開催)。7月20日・戸田市文化会館からスタートするミュージカル公演に向けて、セーラー戦士もファンも早くもヒートアップ。華麗なダンスや歌が楽しめるミュージカルが繰り広げられた。
光と興奮のステージ セーラームーン役の黒木マリナさん
月2〜5日
 東京玩具人形問屋協同組合による「NHKおもちゃ祭り」が、東京・渋谷のNHK放送センターを会場に行われたイベント「デジタル放送 ふれあい広場2003」内で開催された。ゴールデン・ウィークの恒例イベントで21回目。協賛メーカーが提供したおもちゃで自由に遊んでもらう「おもちゃ広場」、小物問屋・メーカーで組織する新生会がおもちゃの詰め合わせを子どもたちにプレゼントする「大鯉くぐり」などの恒例行事が人気を集めた。期間中は好天にも恵まれ、子どもたちとその家族の笑顔が会場いっぱいにあふれた。
子供達で溢れた会場 「こころ」のヒロイン、中越典子さん 恒例の「鯉くぐり」も実施



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