今月の業界ニュース

   


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1月27日(月)
 セキグチは同社ショールームにて記者発表を実施し、新ブランド「4月のさかな」シリーズを発表。「4月のさかな」は「ブリキのおもちゃ博物館」などで知られる北原照久氏がプロデュースする新ブランドで、若手アーチストの新貝敦子さんが制作した創作オルゴールが商品として発売される。オルゴールは家の形で、屋根部分にある小さな窓から中を覗き煙突を押すと、中に明かりが灯り、小さな人形たちが可愛らしく動き出す。同社はこのオルゴールに関して、商品化の独占契約を締結。5月末に「汽車」など5アイテムを発売する予定だ。
 
1月27日(月)
 セガ トイズは1月27日、2003年2月28日にJASDAQへ上場することを発表した。
 國分社長は「今後も資金は企画・開発・マーケティングに集中し、新しいマーケットの開拓に全力投球する。この上場が混迷する玩具業界の活性化の一助になれば。」と抱負を語った。
國分社長
1月25・26日
 第17回次世代ワールドホビーフェアが千葉・美浜区の幕張メッセで開催され、2日間合計で169、700人の来場者を集めた。大阪、名古屋、福岡の各会場でも開催。4会場合計で396、500人を動員した。
 ポケモンのブースでは、ゲームボーイアドバンス用ソフト「ポケットモンスター ルビー/サファイア」のレアデータ“むげんのチケット”配布コーナーにはファンたちが長蛇の列。先行発売も行われた新作カードゲーム「ポケモンカードゲームADV」(メディアファクトリー)のティーチングや大会が人気だった。タカラの「デュエル・マスターズ トレーディングカードゲーム」の大会、エポック社の「体感アクションゲーム」シリーズの全国大会予選なども白熱。新製品では、バンダイが「バトルダーツ」を、トミーが「ゾイドBLOX バトルブロックス」を紹介した。
子どもたちで埋め尽くされた東京会場 ポケモンブース
1月23日(木)
 トミーは先端技術を応用した新しいお絵描き玩具「(仮)Lights Alive(ライツアライブ)」を7月初旬より発売することを発表。「Lights Alive」は水性インクなどで書いた文字や絵が発光する新素材を応用したお絵描きボードで、新発光技術により書いた文字やデザインがまるでネオンサインのように美しく光る。これまでの描写面全面が光るバックライト方式とは違い、この商品では書いた部分だけが発光する画期的なもの。
 この商品の肝となる技術はプリント基板の設計や販売を行っているプリントラボが開発したもので、この技術は「軽量」「水分により発光する」「曲げることが可能」「発熱しない」などの優れた特徴を持っている。トミーでは今回このプリントラボと技術提携を結び、商品化することとなった。トミーでは昨年発売した「マイクロペット」に次ぐ世界市場をターゲットにしたグローバル戦略商材の第2弾としてこの商品を捉えている。
発表会では子どもたちが試遊 「Lights Alive」
1月23・24日
 エポック社が東京・墨田区のAsahiスクウェアにて、「2003 エポック社新春展示会」を開催。体感ゲームからは「スーパーショット! エキサイトゴルフ」他、今年度は9アイテムを発売する予定。19年目となるシルバニアファミリーの今回のテーマは「学校」。メイン商品の「森のみんなの学校」や「マロンイヌファミリー」などを2月に発売し市場を盛り上げる。
 また、コロコロコミックで大人気の「コロッケ!」の商品化が決定。読者人気ランキングでも常にベスト3入りする期待の大型キャラクターで、同社では玩具全般を担当する。またモーニング娘。や松浦亜弥が登場する子供向けテレビ番組「ティンティンTOWN!」(日本テレビ系)の玩具展開も決定した。
期待の「コロッケ!」
1月22〜24日
 トミーが東京・有明のTFTホールにて、同社が春商戦に向けての新商品を一堂に会した「TOMY 2003 春の商談会」を開催。まず、年末商戦でも好調だったトミカの「マグナムレスキュー」シリーズには第3弾となる「マグナムレンジャー」を投入。2年目となる今年は講談社の幼児誌「おともだち」とのタイアップで新しいストーリーで訴求していく。また同社定番商品のもう一つの柱であるプラレールでは人気の「サウンドプラレール」シリーズに第2弾「ライト&サウンドC62蒸気機関車セット」を発売し、テーマである「音」を前面に出した展開を行っていく。
 この他、今年で生誕20周年を迎えるZOIDSは春〜夏を第1弾、夏〜年末までを第2弾とした2段構えの周年記念企画で盛り上がる。女児キャラクター「ミルモでポン!」は2年目のアニメ放映も決定し、商品展開も一層盛り上がる。
「緊急発進!マグナムレンジャー!」
1月22日(水)
 ピープルが東京・上野の精養軒にて「2003年ピープル 春のマーケティング説明会」を開催。2003年のテーマは「ゆっくりとした展開」。特に上半期は商品的にもリニューアル中心の展開を行い、全く新しい展開は下半期で一気に紹介する。同社の主力である「ぽぽちゃん」シリーズは2003年から新たな打ち出しで展開していく。それは「ぽぽちゃん」独自の“やわらかさ”を全面にアピールしていこうというもの。パッケージデザインやテレビCM、シリーズ名もこれまでの「愛情のおけいこ」から「ぎゅーっと愛情」に変更する。
 その他、知育ではヒット商品「こわしたい放題」の乗用機能を強化した「新・こわしたい放題」を発売。「いきなり自転車II」では新色を、「ノンキャラ良品」はパッケージを替えて販売し、「指先の知育」では新しく「叱られちゃうから、見たくなる(仮)」を発売する。
「ぽぽちゃん」はパッケージがリニューアル 「新・こわしたい放題」
1月21・22日
 東京・有楽町の東京国際フォーラムにて「2003 コナミ・タカラ新製品合同商談会」が開催された。タカラでは、新アニメキャラクターとして「冒険遊記プラスターワールド」「アソボット戦記五九」「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」「デ・ジ・キャラットにょ」を発表。いずれもテレビ放映、雑誌連載と連動させた効果的な商品投入を行う。さらに、生誕の年を迎えて露出度が高まりつつある「鉄腕アトム」も登場。子どもから大人までをターゲットに幅広く商品化を進めていく。男児玩具では「トランスフォーマー」「デュエル・マスターズ」「ベイブレード」の強力ラインが新製品も含めた安定感ある展開を見せた。また、女児玩具では“ごっこ遊び”をテーマにしたアイドルカフェが登場する「リカちゃん」、新たなブームの創出を目指す「BRATZ」を大きくアピールした。
全米で大ブームの「BRATZ」
1月21・22日
 東京・有楽町にて開催された「2003 コナミ・タカラ新製品合同商談会」。コナミでは今回新たに立ち上げた幼児向け玩具ブランド「キッズスマイル」と「MICROiR」を柱とした新製品が発表された。
 「キッズスマイル」ブランドではこの新ブランドのターゲットとなる幼児教育分野を成長分野として捉え、これまで市場に出ていなかったような「エンターテイメント」と「テクノロジー」、「コミュニケーション」を融合した独自の商材を投入していく方針。同社では売場や保育園などにサンプルを提供し認知やモニタリングに役立てるほか社会面、経済面から知育玩具や教育問題への問題提起も行っていく。
 「MICROiR」シリーズでは2003年を「更なる認知拡大」をテーマにマーケティングを行う。それぞれのラインで周辺商材や新商品の充実を図るとともに、公認店を募集するなどの売場強化にも力を注ぐ方針。その他同社では学研と共同開発したカードゲームの新規ライン「ガタバイト」などを発表した。 
「ガタバイト」のスターターボックス
1月20・21日
 セガ トイズは、東京・台東区のAsahiスクウェアAにて「2003年新商品内見会」を開催。新キャラクターではサンリオ、小学館と連動・展開する、ハウスやドールを中心とした「キキ&ララ」、4月からアニメが放送されるゲームキャラ「ソニック」の商品とマーケティングを発表した。夢ねこが好調のドリームペットシリーズは品種を増やし、子猫や犬も発売。また、リモコン操作で散歩、おしっこのギミックが付いた犬や、コミュニケーションで成長するペンギンなど、電動動物を積極展開する。知育玩具では定番のアンパンマンに新アイテム「コロロン」「エッぐるみ」を投入し、伸び続けるアンパンマン市場をさらに盛り上げる。ピコの10周年記念企画、デジタルエンターテイメントシリーズ新商品にも期待がかかる。
「(仮)キキララくものおうち」
1月21日(火)
 セガ トイズは、今年発売10周年を迎える「ピコ」の新ソフト、「ダンスピコ はしっておどって超ハッピー!」の記者発表会を、東京・台東区のAsahiスクエアAで開催された同社の新商品内見会内で実施。パパイヤ鈴木さんと、ソフト中のオリジナルソングを歌う「ムチャチータ」が駆けつけ、収録曲「恋のパパDEサンバ」を披露した。
 今回の「ダンスピコ」はダンスレッスンやゲームが楽しめる、初めての“体感系”ソフトとなっている。商品には専用ダンスマットとワイヤレスのリストバンドが2個付属しており、マットでのステップだけでなく両手の動きにも反応する。流れる曲に合わせてダンスをマスターし、各ステージをクリアしていく構成で、ミニモニ。やハム太郎から70年代のディスコナンバーまで7曲を収録。なかでも注目は振付師として人気のパパイヤ鈴木さんが振り付けたダンスで、ゲーム中にも「パパム〜チョ」というキャラクターで登場してアドバイスしてくれるなど、ダンスを思い切り楽しめる作りになっている。発売は2月下旬。
パパイヤ鈴木とムチャチータ
1月21・22日
 タカラは「コナミ・タカラ新商品合同発表会」の会場にて、話題の電気自動車Q−CARのカルソニックオリジナルカラー限定車(カルソニックブルー車)のお披露目を行った。希望小売価格は133万1,000円(消費税別)で、2003年1月22日から2月23日までの1ヵ月間の期間限定インターネット販売。この期間内に注文された車両はすべて生産するとのこと。納車予定は2月上旬から先着順となる。
http://www.rakuten.co.jp/calsonic
レースクイーンとQ-CAR
1月19日(日)
 小学館主催の「次世代ワールドホビーフェア」が大阪ドームで開催。会場内のタミヤブースではダンガンレーサーの競技会「ダンガンファイティングGP2003・関西大会」が行われ、約240名の選手が参加する盛り上がりを見せた。今回は1対1の本戦「ローリングファイト」に加え、予備予選の「ドッグファイト」、敗者復活戦の「バトルロイヤル」、そしてサブ競技の「ストリートファイト」の各競技が行われ、参加選手達で盛り上がった。また、ラジ四駆のミニレースも実施され、こちらも多数の参加者で賑わった。
賑わいを見せた大阪ドーム
1月15日(水)
 テレビ朝日のアナウンサーによる舞台公演「Voice3」の記者発表が開催。会見の席上で、女子アナ達をモデルにしたラナのミニフィギュア、タイニビッツ「Figu‐Ana」(フィギュアナ)が紹介された。これは3月15、16日に「Voice3」が上演されるのを記念して制作されたもので、女性アナウンサー16名のタイニビッツと、16枚のトレカ(プロフィールカード)が化粧箱に入っており、2003セットの限定販売となっている。「Voice3」の公演会場を皮切りに発売が開始される。
モデルになった女子アナたち 「Figu‐Ana」(フィギュアナ)
1月15日(水)
 ハピネスが展開する「ご当地ドラえもん」の新製品発表会が、東京・台東区の浅草ビューホテルにて行われた。今回は第3弾地域となるお江戸、横浜、大阪、浜名湖、伊勢志摩の商品が発表された。また、12月より新潟、信州、北海道で展開している冬季限定バージョンも同時に発表された。様々なウインタースポーツを楽しむドラえもんがかわいらしく描かれている。またこの3地域では、食品の販売も開始、各地の特色を生かしたものとなっている。
ミニタオルや根付けを発売
1月15日(水)
 チョロQモータースは、東京・お台場のTFTホールにて、4月発売の電気自転車「tu(トゥ)」と5月発売の電気自動車「U(ユー)」の新車発表会を行った。
 「tu」は折りたたみ式の第一種原動機付き自転車。スイッチの切り替えで自転車と最高速度は24kmの電気式原付のどちらにも使える。原付として使用する際には免許が必要で、ナンバー登録、ヘルメットの着用が義務付けられる。「U」は同社の「Qi」より実用性を重視。トランクと屋根を装備し、カスタマイズも可能だ。
手前が「tu」で奥が「U」
1月14・15日
 サカモトが東京・台東区の浅草ビューホテルで2月から4月までの新製品を一堂に会した「2003 SPRING COLLECTION」を開催。今回注目の新製品はアパレルメーカーナルミヤのキャラクターを使用したステーショナリーの新ラインナップ。キャラクターのアクションが楽しい「ぱくぱくアクションボールペン」をはじめとして、三角柱がユニークな「マスコット付き15センチ定規」などを2月に発売する。人気の「パロディー水産」シリーズでは人気のアクションストラップに「活!鮭ストラップ」が登場し話題を集めそう。また同社では期待のアニメ「大ヤマト」の商品も展開する予定で、こちらも注目したい。
両日とも多くの人々が訪れた 人気のナルミヤブランド
1月11・12日
 ガン&ミリタリーを中心としたホビーイベント「2003・新春ブラックホール」が、東京・港区の都立産業貿易センターで開催された。今回は2003年に突入して最初のブラックホールということで様々なイベントを実施。11日にはビデオ映画「ミリタリーエンジェル」のプロモーションとして主演の人気アイドル井川絵美のサイン会を、12日には急逝した名優ジェームズ・コバーンを惜しんで「戦争のはらわた」の追善映画会が行われ、来場者を喜ばせた。
多くのブースが出展 テーマ展示も大人気
1月7〜10日
 香港貿易発展局主催による「香港トイ&ゲームフェア2003」が香港コンベンション&エキシビションセンターで開催。29回目を迎えた今回は、32の国と地域から過去最高の1,701社が出展。また、同時開催の「香港インターナショナル ステーショナリーフェア」には15の国と地域から201社が出展した。今回は「ホビーグッズセクションコーナー」や「プライベートショールーム」などのコーナーが初めて設けられた。4日間の来場者数は28,433人。
会場内の様子 オープニングでのテープカット



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