今月の業界ニュース

   


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10月30日〜11月3日
 トミーが千葉・幕張の幕張メッセにて開催された「第36回東京モーターショー2002―商用車―」(主催:(社)日本自動車工業会)に出展。昨年に続いての出展だが、今回は商用車ショーということでトミカもすべて「商用車」。500数十種を数える歴代トミカの中化から、200台以上の商用車を展示。好きなパーツを選んでその場で組み立ててもらえる「トミカ組立工場」や恒例のモーターショー限定トミカを6種販売するなど、実車ブースに負けない賑わいを見せた。
トミカが描かれた大型トラックが置かれた
10月29・30日
 (社)日本玩具協会、日本百貨店協会、玩具福祉学会の3団体共催による、「第3回 玩具アドバイザー資格認定セミナー」が東京・日本橋の日本百貨店協会で開催。今回は、これまでで最も多い118名が参加した。前回と同様の講義のほか、「メーカーの開発並びにマーケティングの現状」としては、トミー・企画本部コンテンツ開発部長兼TD2チームリーダーの田中学氏、バンダイ・トイ営業統括部兼マテル事業部ゼネラルマネージャーの猪野修平氏がそれぞれ講義を行った。
セミナー終了後の資格証授与式
10月23〜25日
 サンリオは東京・大崎の本社において春商材を中心とした内見会を実施。幼児・子供向けの入園・入学商品を始め、若い女性向けの新生活関連商品等が発表された。
 入園・入学シーズン向けの新キャラクターとしては、小学校に入学する頃の男児をターゲットとした「FORMULIXZ(フォーミュリックスZ)」が登場。新しい提案としてはバレンタインデーをギフトチャンスとして提案する「Heart Promotion」を打ち出している。他に正月関連として「コマイヌ」になったキティ等も登場した。
ラブリーな「ぷちぷちわんこ」 男児がターゲットの「フォーミュリックスZ」
10月22〜25日
 セキグチが東京・江戸川区の本社で商談会を実施し、今年末から来年1、2月にかけて発売される新商品を発表した。
 今回同社が前面に打ち出したのは新キャラクターの「OLIVIA THE PIGLET(オリビア ザ ピグレット)」のラインナップ。赤い洋服がおしゃれなブタのキャラクターをぬいぐるみ、マスコット等で商品展開する。この他、新キャラクターでは犬の「ハウハウドッグ」が発売されるほか、NHKキャラクターの「ベイベーばあちゃん」「ひとりでできるもん!」も新製品が登場する。
デニムドールミッフィー
10月21日(月)
 エレクトロニック・アーツ・スクウェアが東京・恵比寿のウェスティンホテルで、ゲームソフト「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の発売に先駆けた記者発表を開催。発表会にはサブキャラクターの声優を努めたタレントのえなりかずきと石田未来がゲスト出演し、新作ソフトのPRを行った。
 ソフトの発売は映画第2作の公開に合わた11月23日でプレイステーション2、ゲームキューブ、ゲームボーイアドバンスに対応したものが用意されている。
えなりかずき、石田未来も来場
10月19・20日
 群馬県吾妻郡の軽井沢おもちゃ王国ではチャリティイベント「おもちゃ王国の休日」が開催。これは来場者100万人達成を記念し、またおもちゃ王国の経営母体である安達グループの創業者・安達建之助氏の没後3年を踏まえ企画されたもの。交通事故などで親を亡くした子供たちなど、群馬県・長野県の施設入所児童を招待し、2日間合計で209人の子供たちが来場した。子供たちは園内イベント「ザッ!祭り」にハッピを着て参加し、踊りや餅つき、紅白玉入れゲームなどを体験した。
 またチャリティーオークションも実施。アガツマ、エポック社、河田、セガトイズ、タカラ、ツクダオリジナル、トーホー、トミーの玩具メーカー8社から新製品などが、また元中日ドラゴンズの大矢根博臣選手の記念の野球ボールなどが出品され、収益金は社会福祉団体へ寄付された。
餅つきに子供達も大喜び! 盛り上がったステージショー
10月17〜20日
 日本プラモデル工業協同組合が主催する「第42回全日本模型ホビーショー」が千葉市・幕張メッセで開催。各社が年末へ向けての新製品を発表した。バンダイは新作アニメが放映を開始した「機動戦士ガンダムSEED」を中心にガンダム関連を展開。HGシリーズの新作「Sガンダム」等は史上最高の変形ギミックと謳っている。タミヤでは「エンツォフェラーリ」をスケールモデルやR/Cで発表、東京マルイは同社の最高級モデルとなる「H&K G36C」等を展開した。
会場は今回も幕張メッセ タンクRCも人気 ガンダムも大きく展開
10月17・18日
 エポック社が東京・台東区の本社ビルで「第2回 カプセルコレクション展示商談会」を開催。
 高い人気を誇る「ミニモータートレイン」のシリーズでは、1月にハイテクシリーズ第1弾の「赤外線コントロールシリーズ(仮称)」が発売。また、ミニモーターカーでもIR搭載商品を5月に発売する予定で、今後2シリーズを合わせてミニモーターワールドを構築していく。
 その他、入浴玉をお風呂に入れると中からフィギュアが出てくる「おふろでポン」では、12月の映画公開に合わせて「劇場用とっとこハム太郎とモーハム&ゴハムおふろでポン」を発売。「フィギュアコレクション」からは12月中旬に「サッカー日本代表チーム第2弾」が発売される。さらに同社C-WORKS事業部の企画制作で「仮面の忍者 赤影−金目教編−」が登場する。
人気のミニモータートレイン 一部の人には堪らない「赤影」
10月17・18日
 バンダイは、東京都中央区にあるサンライズビルにて「バンダイキャラクターウエア サマーコレクション2003」が開催され、春夏向けのアウター、インナー、ナイティ、水着が発表された。
 アウターではよりデザイン性を追及した商品が、男児キャラクターはストリートファッションを彷彿とさせる商品が勢揃いし、女児では、より明るく可愛らしいラインナップとなった。ナイターは、今回から全ての商品に商品の良さを示したタグ「メリット表示」を取り付けた。また「NARUTO」と「機動戦士ガンダムSEED」を商品化する方針。インナーでは「パン・ツー・スリーキャンペーン」をインナー全商品対象に実施する。
春夏向けは新キャラが登場
10月16〜18日
 久月が東京・浅草橋の本社ビルにて「平成15年度新作五月人形展示会」を開催。今年も兜や大鎧、胴丸など本物志向の作品が多く登場した。古来より伝えられている東西南北(青龍・白虎・朱雀・玄武)の守り神「四神」を飾り金具にしたシリーズからは、今年は新たに「彫金四神兜飾り」が登場。また、早乙女義隆作に加え、今年は早乙女隆幸作の商品なども発表された。
四神大鎧・四神山水屏風高床台飾
10月16・17日
 東京育児乗物工業組合主催による「2002ベビー&シルバーショウTOKYO」が、東京・台東区の都立産業貿易センター台東館で開催。今回は育児用品が42社から1,850点、市場が拡大している高齢者用品については13社から約280点が出品された。会場で特に目立ったのはいくつもの遊びが組み込まれた多機能型の商品で、アガツマ、野中製作所、トミー、ローヤルなど多くのメーカーが商品を発表。また、セガトイズやアップリカ葛西からは永く使えるステップアップ型商品が発表されていた。
実りある商談が行われた 多機能型商品が目立った
10月13・14日
 東京・千代田区の日比谷公園で「鉄道の日」実行委員会の主催する「第9回鉄道フェスティバル」が開催。公園の中にはJR各社、全国の私鉄各社が数多く出展し、最新技術の紹介や沿線観光地のPR、各種物販などを積極的に行なった。タカラ、トミーなどの玩具メーカーや私鉄各社のブースでは、限定品などの販売に終日長蛇の列が。ポケモンのステージイベント、クイズゲームや記念撮影など、家族向けのイベントも数多く催され、2日間の来場者は151、000人を数えた。
鉄道マニアが大集合!
10月13日(日)
 第14回人形感謝祭が、東京・渋谷の明治神宮本殿で開催。主催は「人形に感謝する会」。来場者数は5,700人、納められた人形は、日本人形やぬいぐるみなど35,000体に達した。
 当日は人形の魂を鎮める儀式が挙げられ、2人の巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏。北白川会長をはじめ、副会長の兼高かおる、津川雅彦の両氏、実行委員長の山田コ兵衞氏らが出席した。毎年納められる人形のうち、歴史・文化的に貴重なものは保存しており、10月6〜13日の期間、明治神宮文化会館で人形展を併催している。
人形達との別れを惜しむ人々
10月12〜14日
 日本トイザらスが東京・練馬区のとしまえんで「トイザらス トイフェスタ2002 in としまえん」を開催。今年で3回目の開催となるこのイベントは、秋晴れの空の下、終日家族連れで賑わった。
 今回もメーカー各社の協賛により、トイ・パビリオン内では「ニンテンドーゲームキューブ『大乱闘スマッシュブラザーズDX』全国大会inトイザらス」の決勝大会や、フラフープ世界チャンピオンの演技など、様々なイベントや人気キャラクターショーが行われた。また屋外会場の「それいゆ広場」や、カードゲームエリア、RCエリアなどでメーカー各社が出展、来場者が商品で遊べるコーナーを設置。3日間の入場者は9万3,450人に達した。
家族連れで賑わう「それいゆ広場」 キャラクターショーも実施
10月10日(木)
 アジア最大の電気街、東京・秋葉原に国内最大級の総合エンターテイメント店舗「ASOBITCITY(アソビットシティ)」が誕生した。運営するのは全国で125店舗の家電やパソコンの専門店を展開するラオックス。
 電気街を貫く中央通りに面し、売場面積は5,000uを誇る同店は、「日本一楽しい街」をコンセプトに全フロアの売場を“街”に見立てて展開。1番街(1F)をTVゲーム、2番街をDVDソフトや音楽CD、3番街をゲーム・アニメの書籍、4番街を玩具とバラエティ雑貨、5番街を模型・ホビー、6番街がPCゲーム、7番街がアダルトソフト、8番街がイベントフロアとなっている。オープン最初の土日はファミリーを中心に多くの来場者が訪れた。
広々とした1F入口前 ガンダムやQカーも展示 店内も広い!
10月9日〜20日
 河田のダイヤブロックは今年で発売から40周年を迎える。その歴史などを楽しく展示する「ダイヤブロック生誕40周年記念 ダイヤブロックギャラリー」が、新潟市の新潟伊勢丹で開催され、家族客など多くの来場者を集めた。
 玩具売場には、ダイヤブロック商品の歴史を振り返るパネルやディスプレイが展示され、親子2世代でダイヤブロックファンという来場者らを夢中にさせた。会場には、ダイヤブロック人形をかたどった気ぐるみも登場。景品プレゼントなどもあった。
ダイヤブロックフロアは大好評
10月9〜11日
 東京の池袋サンシャインシティにて「第26回プレミアム・インセンティブショー」、「第15回フォーマルギフトフェア秋2002」がビジネスガイド社の主催で開催された。出展308社はそれぞれに工夫を凝らした販売促進商材やフォーマルギフト商材をアピールした。
 また、会場では各種コンテストも開催され「SPツールコンテスト」ではキャナックス鰍フ「クルクルストラップ」が、「ベタ付け商品コンテスト」では潟Cモタニの「するっとマグネットカータイプ」が大賞を受賞した。
3日間で多くの来場者が来場
10月6日(日)
 JR四国では平成12年より「アンパンマン」キャラクターを特急列車の車体に描いた「アンパンマン号」を予讃線、土讃線で運行させていたが、10月6日より高徳線、徳島線の両線でも「ゆうゆうアンパンマン号」の運行が開始された。「ゆうゆうアンパンマン号」はこれまでのアンパンマン号とは趣を変え、車輌の外観だけでなく車内の装飾にもアンパンマンを描き「遊びの空間」を演出している。
 10月6日の出発式には協力しているトーホー、アガツマ、セガトイズ、バンダイの4社長も勢揃いし、テープカットを行った。
車体に輝くアンパンマンマーク! 出発前のテープカット
10月3日(木)
 カプコンが東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルでPS用新作ソフト「CHAOS LEGION(カオスレギオン)」の製作発表会を開催。同ソフトはプレイヤーキャラだけでなく、召還した獣や武器も一緒にコントロールして攻撃や防御が可能で、多彩なアクションプレイが楽しめる。発売は来春を予定しており、販売目標は100万本となっている。
 当日は主人公らの声を演じた俳優の押尾学と海東健、女優の市川由衣とりょうが登場。一回目の録音を終えた感想や、今後の抱負などを語った。
小野義徳プロデューサー(中央)と出演の4人
10月3日(木)
 マインドギアが東京・台東区の東日本プラスチック工業厚生年金基金会館にて新キャラクター説明会を開催。今回発表された新キャラクターは3点。韓国で2000年にフラッシュアニメとして誕生し、その後多くの賞も受賞している「PUCCA&GARU」。日本発のクレイアニメ「かっぱ巻き」。カクカクと角張った動物が繰り広げるちょっとシュールな物語「CUBEANIMAL」。同社ではキャラクターを配信するにあたり、必ずテレビ放映も行うものだけを取り扱っていく。
ちょっとユニークな「PUCCA&GARU」
「PUCCA&GARU」(C)VOOZ

10月1〜5日
 情報技術とエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN2002」が、千葉市の幕張メッセで開催。「ブロードバンドの先に、次が見える」をテーマに、最新・次世代のネットワーク技術や、家電製品、携帯電話などを中心に展示が行われた。玩具でも、タカラが超小型ポータブルオーディオの「MチョロQ」(ミュージックチョロキュー)を会場で発表するなどして、注目を集めていた。
期間中は17万人が来場 注目を集めた「3D液晶ディスプレイ」



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