今月の業界ニュース

  

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1月30日(水)
 5周年を迎える劇場版ポケットモンスターの製作発表記者会見が、東京・港区の第一ホテル東京で開催。長編、短編の正式タイトル、ゲスト声優の発表が行われた。
 長編「水の都の護神 ラティアスとラティオス」は、水の都「アルトマーレ」が舞台。ゲスト声優に神田うのさん、釈由美子さん、グッチ裕三さんを迎え、お馴染みのサトシやピカチュウに「ラティオス」「ラティアス」の兄妹ポケモンや怪盗姉妹ザンナーとリオンらが加わってストーリーは展開する。一方の短編は大人気のピチュー兄弟が再び登場する「ピカピカ星空キャンプ」。ポケモンの目線で世界が広がり、楽しい音楽とナレーションで語られるミュージックファンタジー。ナレーションを優香さんが担当する。映画は7月13日、全国東宝系にて公開される。
今度のポケモンはゲストも豪華! ピカチュウと水の都の護神の活躍は?
1月29日(火)
 東京・港区台場のフジテレビ本社にて、ナムコのプレイステーション2用新野球ゲーム「熱チュー!プロ野球2002」が発表された。野球ゲームを作り続けてきたナムコの技術にフジテレビが持つ野球中継のノウハウを加え、実況にフジテレビアナウンサーの三宅正治氏を起用。ハイクオリティかつ高いエンターテイメント性を持った野球ゲームに仕上げた。
 「熱チュー!プロ野球2002」は3月下旬発売の業務用ソフト、4月18日に発売されるPS2用ソフトのほか、フジテレビでは今年度の野球中継の番組タイトルとして使用される。
記者発表での模様
1月28・29日
 コナミとタカラによる「2002 コナミ・タカラ新商品合同発表会」が、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催。話題の両社による今年最初のプレゼンテーションが行われた。
 当日注目を集めたのがマイクロiRシリーズの新作「コンバットデジQ」。チョロQサイズのラジコンタンクながら、デザインにドラゴン社の全面協力を仰ぐなどして、マニアにも納得の出来となっている。
 また、男キャラでは新しく「爆闘宣言ダイガンダー」を発表。TVと繋ぐと2種類のゲームが出来る主役メカ「ダイガンダー」等を発売する。女児キャラでは講談社・なかよしの人気連載コミック「東京ミュウミュウ」を加え、「イチゴのストロベルベル」等のなりきりアイテムをリリースしていく。この他、先日発表された「Q-CAR」やRC飛行船「SKY SHIP」も展示されたほか、「ベイブレード」の新展開「Bアルティメットシューター」等も発表された。
ゆらゆら飛行船RCの「SKY SHIP」 小さくてもプロポーションは抜群の「コンバットデジQ」 期待の女児キャラ「東京ミュウミュウ」
1月23日(水)
 バンダイによる「2002年新キャラクター発表会」が、東京・池袋サンシャインシティ文化会館で開催。今年展開の新キャラクター達が、関係者に向け大々的に発表された。
 戦隊ものの新作「忍者戦隊ハリケンジャー」からは、「忍者合体DX旋風神」や、武器やパーツになる「カラクリボール」各種などを発売。「アギト」に続く「仮面ライダー龍騎」では、「DX龍召機甲ドラグバイザー」ほか、アドベントカードを介した各アイテムをラインナップする。4年目を迎える「どれみ」の新作「おジャ魔女どれみ ドッカ〜ン!」では、ハナちゃんとどれみのW主役を前面にアイテム充実を図っていく。この他にも2足歩行ロボ「バトレックス」や、プラバンによるメイキングホビー「プラランシェ」、話題沸騰の「ハリー・ポッター」など、様々なアイテムが披露された。
ハリケンジャーの主役ロボ「忍風合体DX旋風神」 龍騎の「DX龍召機甲ドラグバイザー」 どれみドッカ〜ン!の「ピュアリンハナちゃんコンパクト」
月22日(火)
 東京・港区の産業貿易センター浜松町館でトミーグループによる「トミーグループ 春の商談会」が開催。
 今回の開催で最も注目されたのがトミーグループ挙げての「ディズニーキャラクター」のトータル展開。各社が、それぞれの得意分野で商品化。玩具から雑貨、カプセル玩具まで層の厚い展開に、今年から本格始動する同社ディズニーキャラクター事業の一端を垣間見ることができた。
 今春同社が仕掛ける新ボーイズホビーが「爆走ロボ」。二足でのロボット同士のレース、改造パーツを使ってのバトルなど、友達同士での多彩な対戦が楽しめる。小学館の「月刊コロコロコミック」を媒体としたタイアップにも期待。その他、プラレールでは「機関車基地と整備士5人衆」が2月21日に発売される。女児ホビーでは「リリアニー」の4種が2月から3月にかけて発売。懐かしいリリアンがサンリオキャラクターとともに蘇る。さらに今回は「スターウォーズ エピソードII」の商品も初登場し、来場者の注目を集めていた。
充実の「モンスターズ・インク」商品 今春発売予定の「爆走ロボ」 プラレールも新製品が続々と!
1月22日(火)
 セガトイズとホリプロ共同による新キャラクター「お茶犬」の発表会が、東京・目黒で開催された。
 「お茶犬」は“癒し”をテーマにしたキャラクターで、「お茶犬といっしょにほっとしよ?」をコンセプトに、玩具に留まらず幅広くタレント活動を行っていく。記者発表ではセガトイズ國分功社長とホリプロ堀威雄会長が出席し、國分社長は「現在はTVアニメキャラクターが大きなシェアを占めているが、21世紀の新しいキャラクタービジネスモデルを構築したいと考え、ホリプロにコラボレーションをお願いした」と、堀会長は「キャラクターは永遠に追求していきたいもの。業界を超えた異種交配で閉塞感のある社会に明るい話題を提供したい」と語った。
 「お茶犬」には緑茶犬の「リョク」、紅茶犬「アール」、烏龍茶犬「ウーロン」他合計で6種の仲間がおり、20代OLを中心に、疲れた心と体を癒してくれる。3月末よりセンサートイ「お茶犬(ぺロ犬)」や「ぬいぐるみ」、「ぶるぶるお茶犬」などのアイテムを順次発売していく。
記者発表でのセガトイズ、ホリプロの面々 これが「お茶犬」
1月22日(火)
 タカラが自動車事業に参入を決定、その発表会を東京・丸ノ内のパレスホテルで開催した。
 同社が2月に設立する子会社の名は「チョロQモータース」。資本金は4億9,000万円で、主にドイツ車の販売やチューニングを手掛けるコックスも出資する。佐藤社長は発表会の席上「自動車は交通手段の一つであるのと同時に大人のホビーとしての要素を持つと判断。電気自動車という大人も楽しめるクルマ、しかも環境に優しいクルマを玩具メーカーとして開発した」と語った。
 今秋発売するのは1人乗りの「Q-CAR」で、屋根付きタイプの「Modern Times」と屋根のないレーシングカータイプの「2010」の2車種。家庭用コンセントから充電、8時間程の充電で約80kmの走行が可能。最高時速は60km程度(法定速度50km)で、道路交通法上は第一種原動機付自転車(4輪)になるため運転には普通免許が必要となるが、車検、車庫証明、重量税、取得税は不要となる。価格は屋根付きタイプが150万円以下、オープンタイプは100万円以下に設定したいとしている。
記者発表では佐藤社長自身が運転して登場 屋根付きのクラシックタイプも発売される
1月22〜25日
 サンリオは、展示会「サンリオキャラクターリゾート」を東京・品川区の本社で開催。サマー向け商品をはじめ今後発売予定の新製品等を紹介した。
 今回は2つのキャラクターのコラボレーションが話題となっている「トゥイティー&キティ」の商品群161アイテムが紹介され、4月から発売される。また5つの新キャラクターが登場し、「ポムポムプリン」のサブキャラクター「マフィン」が独立して登場したほか、水の妖精をモチーフにした「プルルンキュピ」などの商品が2月以降順次発売される。更に同社ではディズニー・キャラクターのグリーティングカードの企画・発売も新たに手掛けるとのこと。
「トゥイティー&キティ」は着ぐるみでアピール コロコロとかわいい「マフィン」
1月20日(日)
 タミヤが主催する「ダンガンドームファイト2002 関西大会」が、大阪ドームで実施された「次世代ワールドホビーフェア」内で開催された。今回は約250名の参加者を集めて、4種類の競技会を実施してたいへんな盛り上がりを見せた。特に競技の内の1つ「スラロームファイト」では、連続カーブと高さ2メートルの螺旋スロープを上り下りする様に、競技を見つめる子ども達も思わず興奮。スピード重視の勝負とは違った面白さに目が離せなかったようだ。また、メインステージでは様々なアトラクションも実施され、1日中賑わいを見せていた。
まさにダンガンの遊園地
1月17・18日
 パイロットインキは、東京・台東区のマスダヤホール・マンハッタンで「2002年・上期・新製品説明会」を開催。今年同社が力を入れる「スイスイおえかきシリーズ」やバストイ、楽器シリーズなどの発表を行った。好調な売上を見せるおえかきシートにはNHKの人気キャラクターを採用した「いないいないばあっ! スイスイおえかき」が90×120cmのビッグサイズで登場。また、学習要素を高めた新シリーズ「スイスイおえかき おけいこシリーズ」も加わり、子供の成長や年齢に合わせてステップアップできるシリーズ構成となった。この他、バストイでは「アヒル隊長いっぱいセット」が、楽器シリーズでは「電子ギター」「エレクトリカル マラカス/タンバリン」等が発表されたほか、10周年を迎えて話題豊富なメルちゃんからは限定記念商品も発売される。
10周年記念バージョンのメルちゃん 「電子ギター」「エレクトリカル マラカス/タンバリン」
1月11〜13日
 セガは、モーターファンに向けたイベント「TOKYO AUTO SALON with AUTO ASIA 2002」に開発を進めているXbox用ドライビングゲームの「sega GT 2002」を出展した。
出展は自動車雑誌「XaCAR」ブースの中で、これはゲームの開発にあたり、スペシャルアドバイザーとして同誌編集部が参加したことによる。 「sega GT 2002」は歴史を彩った名車や最新の人気車種をセレクトし、車種による挙動や操作性の違い、タイヤの接地感などをあますところなく再現。車種を絞り込んだ分、より緻密に作り込み、今年の夏頃に発売を予定しているとのこと。高性能と言われているXbox用のソフトということもあり、どこまで実車に迫れるかに期待が高まる。
「オートサロン」でのブースの模様
1月10・11日
 トレンディハウスは、東京・台東区のツイントラスホールで展示会を開催した。今回、同社の小・中学生を対象とした新シリーズ「VIVID GIRLS(ビビッドガールズ)」のコンセプトは“元気カラー”。ネイルカラー(400円)等4アイテムを発売する。他に「爪にやさしいリムーバー(除光液)」(150円)も発売。大人向けのネイルシール等も、低年齢層に浸透してきたとのことだ。
ケースもピンクで統一
1月10日(木)
 ドリームズ・カム・トゥルーは、東京・港区の六本木オリベホールにて、TVにつないで家庭で手軽に遊べるパチスロ専用ゲーム機「ガチンコ勝負!パチスロTV」の新商品記者発表会を開催。3月24日に価格6,800円で発売される同商品は、パチンコ・パチスロ機の開発・製造・販売も行うサミーとの共同開発となり、第1弾拡張カートリッジとして大ヒット機「獣王」を初級者向けにアレンジした「仮獣王Jr.」(3,800円)を同時発売する。
 「遊び心を持った大人に向けたTV接続型ゲーム機」という位置付けで、最大の魅力は実機に近い操作感。専用メダルの挿入や払い出し、スタートレバーやストップボタン操作が可能なほか、ゲームモードは3種内蔵。1〜4人でも遊ぶことができる。また、拡張カートリッジは新機種や往年の人気機種などから毎月1本をめどに投入していく予定。
キャンペーンガールも応援
1月1〜14日
 1967年に誕生したタカラの「リカちゃん」が、2002年の今年で35周年を迎えるのを記念して、過去最大の規模で「リカちゃんフェステイバル2002」が開催された。主催は(財)日本玩具文化財団、産経新聞社、ATCで、会場は大阪・住之江区のATCホールが使用された。
 この催しではリカちゃんの過去35年の歴史を様々な切り口で振り返ることを目的とし、各年代の様々なリカちゃんはもちろん、貴重な一品もののリカちゃんまで、社会・風俗史を交えながらその魅力を味わえるような展示が行われた。全体的な構成は「展示コーナー」と「プレイランド」に分けられ、それ以外にも物販やアミューズメントのコーナーが設けられた。
若い女性も多く訪れた 広い会場には様々なリカちゃんを展示 リカちゃんとの記念撮影コーナーも





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