今週の業界ニュース

  

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9月26日(火)
 メディアファクトリーが製作したTV映画シリーズ「鉄甲機ミカヅキ」の記者発表が、東京・港区のフジテレビで開催。監督の雨宮慶太氏を始め、出演者の面々の紹介及びテレビ放映第1話の試写が行われた。「鉄甲機ミカヅキ」は10月22日(日)午後4時よりフジテレビにて放映がスタートし、月1回の放映予定で全6話。玩具の商品化権はタカラが獲得し、11月よりコレクションフィギュア、ソフビフィギュアなどのアイテムを発売する。
監督と出演者の面々 主役のミカヅキ

9月25〜27日
 アジア・オセアニア最大のバルーンイベント、「The Baloon Convention」が、名古屋市の岸ゴム主催、パイオニアバルーンカンパニーの協力で、東京・お台場のホテルグランパシフィックメリディアンで開催。このイベントは、バルーンアーティスト対象のもので、米国の「IBAC」、欧州の「EBS」と並ぶ最大のバルーンイベント。会期中は世界各国から招待された一流の講師による通訳付きセミナーが開催されたほか、「ウェルカムパーティ」に始まる様々なイベントが実施された。
バルーントレードショーの風景 ファイナルパーティーの模様

9月22〜24日
 千葉県の幕張メッセを会場に コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)主催による「東京ゲームショウ2000秋」が開催。国内外のエンターテイメントソフトウェア企業63社が一堂に会した今開催は、事前に登録された数だけでも334タイトルのソフトウェアが出展された。今回の出展タイトルの内訳をプラットホーム別に見ると、プレイステーション(PS)が28.1%、プレイステーション2(PS2)が19.5%、ドリームキャストが4.8%、NINTENDO64が2.1%、ゲームボーイ(GB)が14.7%、ゲームボーイアドバンス(GBA)が5.4%、ワンダースワン(WS)が4.2%、その他が21.3%。この割合からもPSからPS2への次世代ハードへの着実な移行。GB、GBA、WSなどの携帯ゲームへの人気など、現在のTVゲーム業界と今後の方向性が垣間見える。
 実際、コンシューマゲームソフトを扱う企業を中心に会場を見ても、各社が主力として出展しているタイトルの多くがPS2専用ソフト。カプコンの「鬼武者」(11月発売)やコーエーの「決戦 」(今冬発売)、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「グランツーリスモ2000」(発売日未定)など各社期待のタイトルが多数出展。PS2本体の発売からこれまで、リードソフトの不在によって元気のなかったPS2だけに、こうした大型ソフトの投入によっての業界全体の盛り上がりが期待される。
 もう一方で来場者の注目を集めていたのが、同開催の約1カ月前に発表された任天堂の次世代携帯ゲーム機「GBA」専用ソフトの出展。カプコンの「ロックマンEXE(仮)」(発売未定)やコナミの「サイレントヒルAGB(仮)」(発売未定)、ハドソンの「ボンバーマンストーリー」(来春発売)など、各社とも多くの試遊台を設け、ユーザーが直にGBAを体験。ハードの性能、ソフトの魅力を最大限にアピールした。
ゲームショー 会場風景

9月21〜24日
 日本プラモデル工業協同組合主催の「第40回全日本模型ホビーショー」が今年も大々的に開催。今回の名称は「プラモデル・ラジコンショー2000」。例年より1ヶ月早い開催で、会場も今回初となる幕張メッセでのものとなった。特に同じメッセでは22〜24日の期間「東京ゲームショー」も開催されており、土日の一般公開日は相乗効果もあって多くの一般客が来場。業者日6,000名、一般日35,000名の入場者数を記録した。
ホビーショー会場 商品の展示ブース

9月21〜24日
 東京・有明の東京ビッグサイトにて、国内外の最新アミューズメントマシンを一堂に会した「第38回アミューズメントマシンショー」が開催。今回の開催では「遊から生まれる豊かな心」をテーマに、80社が約2000点の最新ゲーム機器を出展。全体の出展傾向としては、メダル、プライズゲームなど女性や子供などより幅広い層の取り込みを意識したマシンがこれまで以上に増加している。また年々高性能化が進む家庭用ゲーム機との差別化として、話題性のある最新技術を積極的に取り入れたマシンや、多人数参加型のゲーム機やよりリアルなバーチャルリアリティを指向した出展も目立った。
AMショー会場風景

9月19日(火)
 ジュンプランニングが新製品「TEL−DAII」(10月20日発売、各9,800円)の発売を発表。従来の携帯電話の着信を音楽とダンスで知らせる「TEL−DA」の機能に加え、携帯電話を取らずにそのまま話せる「そのままおしゃべり機能」等が付いている。また、ルノワールの絵画等からそのまま抜け出したようなフィギュア「ドリームコレクション」も発表した。 
TEL−DA~(開発サンプル)
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日

9月13・14日
 第32回西日本玩具見本市が、大阪・住之江区のインテックス大阪4号館で開催された。今回の出品社は51社で、来場者は初日が3,267人、2日目が1,964人の合計5,231人で、昨年対比15%減。会場内では、積極的な受注活動が行われたほか、「西日本ベストアイテムコンテスト」も行われた。
テープカットのシーン

9月13・14日
 バンダイアパレルは台東区のバンダイ本社にて展示会を開催。今冬から来春の商品が発表された。男児アイテムでは、「遊戯王」が新キャラクターとして発表された。女児アイテムでは、来年1月から、人気アニメ「セーラームーン」が「セーラームーンワールド」として遂に復活する。既に同社への問い合わせも非常に多く、安定的な販売が期待できるキャラクターと見ている。
バンダイアパレル

9月13・14日
 ホームエンターテイメントの未来を体感する展示会、第1回「ホームエンターテイメント産業展」が、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合主催により東京ビッグサイトで開催。120社余りの関連メーカーが出展したほか、各種映像ビジネス、マーケティングのシンポジウム・セミナー等が実施された。
会場風景

9月7〜8日
 ソニー・クリエイティブプロダクツが東京・恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンルーム」で、「プロパティプレゼンテーション2001」を開催し、同社が取り扱う各種プロパティの展開を展示発表した。会場には、同社が国内の本格展開を開始するクレイアニメーションキャラクター「GUMBY(ガンビー)」の原作者、アート・クローキー氏も来場した。
ポストペットコーナー アート・クローキー氏

9月6〜8日
 港区の都立産業貿易センターにて「Disney “FIT”show in Tokyo,Autumn2000」と題したディズニー・キャラクターグッズの業界関係者向け展示受注会が開催。なお、“FIT”とは「F:Fashionable、I:Innovative、T:Trendy」の略。
 会場ではライセンシー79社による商品を一堂に展示されたほか、「ミッキーマウス」や「くまのプーさん」の新シリーズをはじめ、「チップ&デール」「バンビ」「トイ・ストーリー2」「ダイナソー」など、それぞれをテーマ別に提案したゾーンも設置。来場したバイヤー、小売店など多くの業界関係者に、2000年秋冬から2001年春にかけてのディズニー・キャラクターグッズの展開をアピールした。

9月6〜8日
 2000社を超える出展企業による「第50回東京インターナショナル・ギフトショー2000秋」が、東京ビッグサイトの東展示棟1〜6全ホールに、今回から西展示棟1〜2ホールを加えた過去最大規模で開催された。テーマは、“「明日への活力」―ヘルシーライフの実現 自然・素朴・温もりのギフト―”。
 注目の新製品コンテストでは、グランプリに「なんちゃってビールサーバー」(タカラ)、大賞に「ミッキーマウス インテリアランプ」(トイボックス)、準大賞に「ハムスター倶楽部しげっちのまわしぐるま」(学研トイホビー)が選ばれた。
ギフトショー会場風景 各ブース

9月6〜7日
 「第24回東京節句人形大見本市」が、東京・都立産業貿易センター台東館で開催。主催は(財)東京節句人形振興協会。今年のテーマは「愛される節句人形をめざして」。全国から約30社が出展した。また、9月5日には「第23回 全国新作節句人形コンクール」の審査会を実施。内閣総理大臣賞には「ひいな十五人七段飾り」(松崎人形)をはじめ各賞が決定し、7日に表彰式が行われた。なお、来年の同見本市は9月5・6日に開催される。
内閣総理大臣特別賞の作品

9月5〜8日
 ラナは、東京・広尾の東京本社にて内見会を開催。今回はハローキティが1970年代の雰囲気を醸し出した「GO!GO!GIRLS HELLO KITTY」シリーズが新登場。なかでもチャックベリーやブルースブラザーズといった1970年代の曲に合わせて踊る「ハローキティゴーゴーダンス」と「ハローキティモンキーダンス」(各5,980円、11月発売予定)は注目。その他人気のドラえもんやディズニー商材も充実していた。
ハローキティシリーズ

9月5〜7日
 「第28回 ワールド流通 ニューロフトショー」が、東京・江戸川区のワールド流通・出展各社ショールームで開催。出展社はマリモクラフト、インテリア、童文社、ユーマーチャンダイズ、大香、サブヒロモリ、東京粧美堂、ベニスの8社。そのうち商品雑貨や玩具を扱っているマリモクラフトでは、アジアンテイストのアパレルを中心とした商品展開を全面に打ち出した。
ロフトショー



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