6月28日(水)
 ハピネットが取引先メーカー各社を招き「ビジネスイノベーション説明会」を開催。同社では情報ネットワーク社会への対応策として「オフィス革命プロジェクト」を推進、業界初のオフィス環境整備・高度化に踏み切った。具体的な内容は、内線兼用の個人用PHSとノート型パソコンによるモバイルコンピューティング環境の整備、これに伴い個人デスクを廃して社員が自由にデスクを使える「フリーアドレス」、会議・ミーティングのペーパーレス化、文書管理を効率的に行うボックスファイリングシステム、従来のショールームを廃止、音響・映像設備を整えたプレゼンテーションルームへの変更など。

6月27日(火)
 東京・渋谷区の渋谷フォーラム8にて、ボイス情報主催の「第2回ライセンシングセミナー」が開催された。今回は小学館プロダクション ライセンス部・国際担当取締役である斎藤裕氏と、ボイス社発行の月刊ライセンシング・ブックス編集長 小笠原英伸氏が講演した。斎藤氏は「時代に対応したマーチャンダイジング・ライツ」と題し、同社がライセンス窓口となっている人気キャラクターの「ドラえもん」や「ポケットモンスター」等を例に、ライセンスビジネス、マーチャンダイジング、海外版権業務などについて語り、受講者は人気キャラクターの実際のビジネス内容が聞けるとあって、熱心に耳を傾けていた。

6月24・25日
 「第12回次世代ワールドホビーフェア」が千葉・幕張メッセで開催された。2日間の来場者数は13万4,100名。玩具メーカー、テレビゲームのハード&ソフトメーカーが夏の話題アイテムをアピール。タミヤは「ダンガンレーサー」を会場で先行販売、体験走行ができるコースも設置。トミーブースでは「ゾイド改造コンテスト」、タカラブースでは「ベイブレードバトルトーナメント」「全日本ビーダー選手権」等を開催。そしてバンダイは「ジャンプロープ全日本ジュニア選手権」関東エリア大会を実施したほか、実車展示や商品プレゼントなど「ホットウィール」のアピールに努めた。
  

6月22日(木)
 セブンイレブンジャパンソニーなど8社が出資して、今年の2月1日に設立した電子商取引(EC)の新会社「セブンドリーム・ドットコム」は、同社での本格EC展開第1弾として、インターネットサイト「7dream.com」を7月1日にオープンすることを発表した。
 このサイトをオープンすることによって、同社が目指すのは、リアル(店舗)とネットの融合による日本型ECモデルの構築。すでに全国8200店舗にも及ぶセブンイレブンのフランチャイズシステムを情報収集、商品販売、商品の引渡しなどのインフラとして活用する。
 「7dream.com」では「音楽」「旅行」「物販」「車」「写真」の五つのコンテンツからスタート。パートナー会社との連携で合計10万アイテムの販売及び取次ぎサービスを開始する。 同サイトにはパソコンでのインターネットの他に、携帯電話、セブンイレブン店舗に今秋設置予定のマルチメディア端末からもアクセス可能となる。

6月21日(水)
 ユージンは「GACHA(ガチャ)世界戦略」を発表。5月21日の役員改選に伴い新社長に就任した富沢正秋氏が、カプセルベンディングをの基幹事業と位置付け、欧米市場で展開を拡大すると発表した。同社のカプセル自販機「スリムボーイ」は「GACHA」の名称でアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペインなどでのテストロケーションを開始。ディズニー、ポケモン、任天堂ゲームキャラクターを商品化、結果は好調。3年後に米・英・仏で50億円販売を目指す。

6月20〜23日
 サンスター文具は東京の本社ショールムにおいて「第38回 2000年秋冬新製品発表展示会」を開催。今回のテーマは「eSTATIONERY〜21世紀へ贈るすぐれもの、いっぱい〜」。売場でも定番商品としてコーナー展開が広がりつつある、スケルトンカラーが鮮やかな「フレイバーシリーズ」の新製品「モーニングロボおきたろう」(予価3,980円)や、年末年始商材としてのディズニーカレンダー各種、豊富なキャラクターが揃ったスケジュール手帳各種、「どーも君」や「すしあざらし」等の注目のキャラクター商品などを発表した。また、同社が今年3月からスタートしたインターネットメールマガジン「NET SUN−STAR」の現状も好調ということで、今後も積極的に取り組んでいくという。

6月20〜22日
 アガツマ、朝日コーポレーション、ツクダオリジナル、トイボックス、トーホーの中堅メーカー5社は、福岡のシーホークホテルにGMSや大手専門店チェーンなどの大手小売店のバイヤーと、そのデリバリー問屋を招き、「新製品合同商談会」を開催した。
 業界最大の商戦である年末商戦向けの主力新製品の商談を各メーカーはそれぞれの部屋で順次各小売店と進めた。この商談会は昨年までの3回は香港で行っていたもの。ホテルの缶詰め方式での商談は雑音に邪魔されることなく密度の濃いものとなっている。

6月20・21日
 サンアンドスターは「2000年秋冬商品提案会」を開催。メインアイテムとなるディズニーキャラクターのぬいぐるみにはニットウェアやクリスマスコスチュームが登場した。また、好評の「ジャパネスクシリーズ」「マシュマロシリーズ」にも新製品が加わったほか、コレクション性やインテリア性のある商材の展開にも注目。

6月15日(木)
 全国のテレビゲームソフトウェアを販売するフランチャイズ・チェーン本部など流通会社14社は、本年4月18日に新団体「TVゲームビジネス協議会」を設立。この日、業界内外に向けた説明会を東京都内のホテルで開催した。
 新団体設立の発端は今年3月4日のプレイステーション2(PS2)の発売。ソニー・コンピュータエンタテインメントはPS2発売にあたり、ネット販売を優先した流通政策をとった。これに危機感を抱いた既存ゲーム専門店各社は一致団結することで業界に向けた発言力を増強。販売店の代表といった立場から ゲームソフト流通に関する実態調査・研究活動を行ない、業界全体に網羅する問題に取り組んでいく。
 6月15日現在新団体への参加店舗は2878店。これはコンビニエンスストアを除くゲーム販売店の約40%にあたる。今後、同団体ではFC本部に加盟しない個人事業主にも加入を呼びかけていく方針。

6月13〜15日
 久月は東京・浅草橋本社にて「平成12年度 新作正月物・一般物展示会」を開催。また、今回は株式会社設立50周年を記念して人形作家の逸品物の展示も行なった。

6月8日(木)
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、プレイステーションフォーマットでのブロードバンドネットワーク、モバイルネットワークそれぞれへの接続を見据えた新製品を発表した。
 「PSone」は現在、全世界で7,300万台の出荷台数を誇る同社の家庭用ゲーム機「プレイステーション」の基本性能はそのままに、大きさを現行機の3分の1に小型化、デザインを一新したもの。7月7日発売で15,000円。今冬に発売が予定されている専用ケーブルを使い携帯電話に接続することでポータブルなネットワーク端末となる。専用液晶モニターも来春には発売される予定。
 「プレイステーション2」でのブロードバンド・ネットワーク接続に向けては専用の大容量HDD(ハードディスク)ユニットを今冬に発売する。この商品はネットワーク接続のための高速インターフェイスと大容量HDDで構成され、CATV回線などのブロードバンド・ネットワークに直接接続可能となり、将来的にはコンテンツのネット配信、デジタル放送のHDDレコーディングなど「プレイステーション2」の可能性が更に高まる。HDDはカートリッジ方式で、ユーザーは用途によって12GBの普及型から40〜50GBヘビーユーザー用まで容量を選べる。価格は未定。
 今後のネットワークの2本柱となるであろう、モバイルとブロードバンドの両側面から包囲するSCE。プレイステーションフォーマットでのネットワーク戦略が具体性を見せはじめた。
 

6月8・9日
 ボーネルンドが6月8・9日、商談会(東京会場)を開催。玩具を子供だけでなく、大人・高齢者にも提案する新コンセプト「ユニバーサルプレイシング」や、それに沿った玩具を展開。またレゴとコンパンプレイスケープが共同開発した室内遊具「プレイポイント」(13,000〜275,000 円)も。玩具の新商品ではツリー型の葉にビー玉を落として音色を楽しむ「カラコロツリーS/L」(S5,500 円、L8,800 円)、物語が指人形で楽しめる「ストーリータイム(5種)」(各2,600 円)、木製パーツを組み立てる「ボーフィックス」(4,800 円〜)等。なお、大阪会場は14・15日、九州会場は21・22日に開催された。

6月6日(火)
 サンリオは東京大崎の本社において「サンリオ クリスマスシアター」と題した展示会を開催。ヨーロッパの町並みをイメージした会場ではツリーやリース、ブーツといったクリスマス商材のほか、ステーショナリーや小物、生活雑貨、アパレルなど多岐にわたる商材をハローキティを中心に新デザインを多数加えて発表された。新キャラクターでは、眠ることの大好きなネコが登場する「ねむっこにゃーご」を展開。
 商事部ではライセンス商品として地域限定や企業タイアップといった話題商品から、さらに充実した家電シリーズ、シルバー世代向け商品など約700点を展示。20世紀に人気を博した商品をレトロ感を残してアレンジしたメガヒットコーナーも注目を集めた。
 また、インターネット事業部ではキティのメールアドレスがもらえるプロバイダーサービス・ショッピングモール・ネット上のファンクラブ運営の3つのサービスをスタート。今後も様々なビジネスを展開していく計画とのこと。

6月5日(月)
 東京・新高輪プリンスホテルが毎年恒例の夏休みイベントを発表。今年は「AAUGH!スヌーピー〜ぼくらのひみつを…〜」を8月5日〜9月3日に開催する。もしも「ピーナッツ」の世界に入れたら、をコンセプトにした子どもから大人まで楽しめる内容で、会場限定グッズも含めた物販コーナーももちろん展開される。

6月1・2日
 ユニファイブは6月1・2日、「新商品発表展示会」を開催。機動戦士ガンダム、ルパンIII世などのキャラクターを使ったジッポー、「超真合金シリーズ」新製品の「マッハ号」(8,800円)、「ヤットデタマンDX大巨神」(12、800円)などを発表。また、人気バラエティ番組に登場する青い犬がギターを弾きながら踊る「笑う犬の冒険アクションぬいぐるみ」(3,980円)が人気。


6月1日(木)
 バンダイが「夏期商戦商品説明会」を開催。7〜9月の第二四半期の販売計画を昨対130%と設定。キャラクタートイ事業部のメイン商品は「未来戦隊タイムレンジャー DXタイムシャドウ」(5,500円)、「仮面ライダークウガ ライジングパワーセット」(2,500円)、「デジモンアドベンチャー02 ディーターミナル」(6,980円)、「おジャ魔女どれみ リースポロン」(2,980円)など。イノベイティブトイ事業部は「モバイルノートクラブ」(14,800円)、「おでかけプリモプエル コプエル」(2,980円)、「ファミリー回転寿司」(4,980円)、「デジボードミッション」(6,800円)などを発表。マテル事業部は「バービー すてきなお花やさん」(3,980円)、「ホットウィール ベーシックカー」(各300円)、「フィッシャープライス ビーボップゆかいなくるりんガーデン」(予価5,500円)などが主力に。
 

5月31日(水)
 大陽工業が「夏期・年末商戦商品説明会」を開催。2、980円から7、980円までの価格帯で新製品各種を発表。夏から年末へのメインアイテムは昨年アメリカで90万台以上を販売、実績No.1アイテムとなった「ヤマハYZ−250」(7、980円)。ジャイロスコープとWサスペンションが驚異的なアクションを実現。9月末には「仮面ライダークウガ」バージョンも登場の予定。

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